韓国の末日聖徒が韓国の最高裁判事として任命された。ヨンジュン・クワンは,2023年6月9日に指名され,7月19日に任命された。
地元韓国で生まれ育ったクワン判事はこれから14名の判事の一人として6年間務めることとなる。
2020年より地域七十人として奉仕しているクワン長老は,自分の信仰は法曹の仕事を行ううえで大きな影響を与えてきたと述べた。
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「法科大学院に入学した後,1年間休学して伝道の奉仕を行ったことはわたしの人生を変えました。わたしはとても多くの困っている人々と出会い,意義深い会話をたくさんしました。わたしは繊細でしたので,多くの涙も流しました。学業を1年間遅らせることになりましたが,命に対するわたしの尊敬の念は10倍深まりました。また,わたしはすぐに,法律はわたしにとって生涯の研究でもあることを悟りました。」とクワン判事は述べた。
クワン判事はまた,末日聖徒として隣人に仕えることについても触れた。
「わたしは自分の生活を地域社会の福祉に結び付けたいと思いました。わたしはどのようにすれば,自分の時間,才能,お金を使って地域社会に貢献できるか考えました。そして,自分の宗教を通してそれを行いました。」とクワン判事は語った。
指名承認の公聴会に先立って提出する書面による証言の中で,クワン判事は,イエス・キリスト教会が社会において行っている善いこと強調する資料を国会に提出した。
現在52歳のクアン判事は両親が1975年にバプテスマを受けた後,幼少期と思春期のほとんどを教会の中で過ごした。199年にソウル神殿において,妻であるヨンシン・リーと結婚し,夫妻には二人の息子と二人の娘がいる。
クワン判事は国立ソウル大学法科大学院で学び,1993年に司法試験に合格し、司法研修所に入所した。1999年にソウル地方裁判所判事に任命される前は,海軍判事法廷将軍であった。クワン判事はソウル国立大学にて博士号を取得し,ハーバード大学法科大学院にて修士号を取得している。クワン判事は2006年からソウル国立大学法科大学院の教授を務めており,法科大学院の副学部長を二度務めている。
法学者としてクワン判事は民法,知的財産,プライバシー,および国際取引に関する法律を研究してきた。また,30冊以上の書籍を出版し,80以上の学術論文も発表してきた。クワン判事は司法省の民法改正委員会のメンバー,司法省の法律諮問員会の委員長,および国家知的財産員会のメンバーも務めてきている。
「裁判所は単に法律の論理を議論する場ではなく,人生における切実な嘆願を聞く場です。わたしは謙虚な心を持った人々の声に耳を傾けるようにしています。法律の議論は様々な人々の意見を,調和を取りながら聞き入れるべきです。そして,わたしは少数の意見が多数の意見に埋もれないようにするつもりです。」とクワン判事は述べた。