ニュースリリース

中央日曜学校会長のマーク・L・ペイス会長、「何を教えているとしてもイエス・キリストについて教えてください」と勧告する

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教師、親、指導者を含む人々が、福岡ステークセンターに集い、または、全国からオンラインで参加し、教会および特に家庭においてさらに善い教師になるための指導と霊感を受けた。ペイス会長は、「最も偉大な教師は聖霊です」と教えた。効果的に教える教師は聖霊を招く方法を見つけようとする。一つの提案は、音楽を用いて、教える機会に御霊を招くことである。ペイス会長は参加者に起立して「絶えず頼り主求む」を歌い、その後、音楽を通して、御霊をどのように感じたか思いめぐらすように求めた。ペイス会長はわたしたちに、「聖霊はわたしに何を教えようとなさっているのだろうか」と常に自問するように提案した。また、教師と親も、生徒や子供にこの質問について考えるように勧めることができる。

筑紫野ワードの若い女性会長の矢野美影姉妹(23歳)は、聖き御霊を通してレッスンを教えることの大切さを思い起こした。彼女は次のように述べた。「ここで学んだことを今後のレッスンに応用できることに胸が躍ります。わたしは、教えることは仕えることであることを忘れないようにしたいです。そして、キリストのような教師になれるように努力したいです。」

福岡ワードの扶助協会教師である中園やよい姉妹(73歳)は、教師訓練集会に出席する機会を得られたことに感謝し、次のように述べた。「全国教師訓練集会で学んだことは、これまでわたしが何度も学んできたことですが、新たな学びの経験のように、わたしの心に強い印象を残しました。ペイス長老は冒頭に、聖き御霊は最良の教師であり、わたしたちは常に聖き御霊を求めるべきであると強調されました。今日聞いた証や話は、わたしに人生を振り返り、悔い改め、改善し、イエス・キリストについてさらに知るために、さらに熱心に心から研究する必要があることを教えてくれました。」

教える目的は、わたしたちをイエス・キリストにさらに近づかせることである。ペイス会長は教義と聖約50:22「それゆえ、説く者と受ける者が互いに理解し合い、両者ともに教化されて、ともに喜ぶのである」に言及した。御霊を受けていると、教師もクラスの生徒も、あるいは家族が御霊による影響を受ける。改心が強められる。これが救い主の方法で教えることである。

福岡ワードのセミナリー教師であり、5人の子供の母親である藤野朝香姉妹(40歳)は次のように話した。「子供たちの中には、個人の証を得て、その証を養い育てている子供たちもいれば、落ち着きがなく、聖典学習の時間に動き回って、読もうとすらしない子供たちもいます。家族として聖文を読む時間を設けています。欲求不満を感じたり、涙を流したりすることも多くあります。わたしは、『教えることは仕えることである』と学びました。それについて考えたとき、わたしは、日々、イエス・キリストについて証し、子供たちに教える機会を見い出していることを知り、平安を感じました。子供たちがどのような態度を取っていようが、彼らを単に愛し、一緒に学ぶように招くならば、いつの日か、彼らは皆、自分でキリストの教えを学び、その教えに従って生活するように啓発されるという希望を持っています。」

ラッセル・M・ネルソン大管長から中央日曜学校会長の召しを受けた際、ペイス兄弟はネルソン大管長に日曜学校会長としての召しで最も達成してほしいことは何か尋ねた。ネルソン大管長はペイス会長に次のことを求めた:1)聖文が会員の心の奥まで染み入りるように助ける、2)会員が家庭と教会でさらに上手く教えるように助ける。御霊によって教えると併せて、ペイス会長は教えることを改善するために以下のような幾つかの提案をした:

  • わたしたちは毎日福音学習を経験する必要がある。
  • わたしたちは家庭を信仰と福音学習の聖所に変えていく必要がある。
  • わたしたちは「わたしに従ってきなさい」の手引きの中にある霊感を受けた資料を個人として、家族として、また教会の中で、活用する必要がある。
  • わたしたちは聖文を宝として大切にする必要がある。
  • わたしたちは聖典や生ける預言者を通して受けている鉄の棒(神の言葉)にしっかりとつかまる必要がある。
  • わたしたちは教えることを向上させるために提供されているツールを活用することができる。

糸島ワードの長老定員会会長会第一顧問の小部敦信兄弟(34歳)は、この訓練集会から幾つかの概念を学んだ。小部兄弟は次のように述べた。「家族でモルモン書を読むことはずっと難しかったです。そこで、わたしたちは、「わたしに従ってきなさい」のテキストに基づいて、モルモン書を教えてきました。しかし、わたしは「福音ライブラリー」に聖文に関連したビデオやリソースがあることを学びました。それらのツールを使って、これから家族としてモルモン書を研究したいと思います。また、わたしは家庭の夕べで教えることでいっぱいになり、原則だけ教えて、イエス・キリストについての自分の証を述べていなかったことがよくありました。そこで、今後は、何を教えるときでも、イエス・キリストに焦点を当て、家庭においてともに教え合える環境を作りたいと思います。」

ペイス会長は救い主に対する自分の証を分かち合った。ペイス会長は、わたしたちは救い主について考えすぎたり、話過ぎたりすることなど決してできないと述べた。そして、わたしたちが聖文を読み続けるならば、イエス・キリストの福音に対するわたしたちの信仰は成長し続けると述べた。2ニーファイ28:30を引用して、ペイス会長は次の約束と警告について話をした。「わたしは受け入れる者にさらに多く与え、『もう十分である』と言う者からは、彼らが持っているものさえも取り上げる。」ペイス会長は、わたしたちは霊的に成長しているか、御霊を失いつつあるかのいずれかであると述べた。そして、主はわたしたちの選択の自由を尊重なさり、わたしたちが御業を行えば、さらに多くを受けると説明した。もし、わたしたちが行わなくても、主はわたしたちに強制されることはない。わたしたちが光を失えば、暗闇の中を歩むことになる。わたしたちが御言葉をよく味わうとき、主はわたしたちを主の光で満たしてくださる。

救い主のように教えることができるよう御霊を招く努力を熱心に行うとき、わたしたちは、親、教師および指導者として、預言者の要請に応える助けができる。

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