ニュースリリース

高梁教会堂の起工式が地域社会各界から多数の来賓方々に見守られて執り行われる

高梁グループ建物起工式に見るコミュニティリーダーとの相互信頼関係の構築がもたらすもの

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岡山県高梁(たかはし)市に所在する岡山ステーク倉敷ワード高梁グループにはこれまで教会堂がなく、現在、教会員の自宅を使用して集会が行われている。

この度、教会は旧高梁区検察庁の土地・建物を購入し、高梁グループの教会堂として使用するための改築工事が行われることとなり、10月2日の着工に先立って、9月9日に起工式が執り行われた。

当日は、厚生労働大臣(当時)加藤勝信衆議院議員令夫人加藤周子氏、高梁市議会議長石田芳生氏、高梁市議会副議長宮田好夫氏はじめ、地域の政治、経済、教育、宗教の各界を担う26名の方々が来賓としてご出席くださった。来賓の中には 地元の二つの高校の校長、経営者、各種団体の責任者のほか、他宗教からの宗教指導者の姿が多く見られた。

讃美歌と祈りによる開会の後、二人の来賓が祝辞を述べてくださった。東京から駆けつけてくださった加藤周子氏は5年前の西日本豪雨災害に触れ、「一人一人の努力でなんとかなると思い、私たちは経済発展と豊かな社会を目指して頑張ってきましたが、それだけでは何か足りないということにみんな気がつき始めていると思います」「今日はこのように高梁で一番みんなの心をささえてくださっている宗教関係の皆様、そして経済活動を一生懸命やって高梁のために貢献してくださる皆様、ボランティアの皆様が集まり、心と心を繋ぎ合わせてこの教会をシンボルとしてみんなでがんばっていく起工式ができましたことに敬意と感謝を申し上げます」とお祝いの言葉をくださった。

高梁市議会議長石田芳生氏は建物が検察庁から教会に生まれ変わることについて、「ここはこれまでは誰も近寄りたくない場所だったけれども、これからはみんなが集まりたい場所になります」とエールを送ってくださった。

倉敷ワードの向谷隆ビショップが建設業者に飲み物を贈呈し、地元の会員と地域のコーラスメンバーのコラボによる歌が披露された後、小山茂美ステーク会長が末日聖徒イエス・キリスト教会の人道支援活動を紹介した。最後に地元の会員でもある地域七十人今井裕一長老が来賓に感謝を述べ、他宗教の方々に配慮をしたうえで、祈りの大切さ、救い主イエス・キリストの御名により天の父に祈ること、アーメンで祈りを終えることを説明し、祈りを捧げた。

日本基督教団高梁教会山本真司牧師、カトリック津山教会ジョン・ボードン神父、高梁稲荷神社内田正之宮司、金光教高梁教会小山倉雄教会長、日蓮宗素南山巨福寺藤沢貴文上人、瑠璃山泰立寺薬師院藥師寺龍盾住職、天柱山頼久寺生島裕道住職、真言宗来迎院秦範吉副住職など、多くの宗教指導者方々も共に祈念してくださった。

記念撮影の後、教会関係者と来賓、また来賓同士が暫しなごやかに歓談し、来賓の皆様は笑顔で会場をあとにされた。

参加した来賓のお一人は「いろんな宗教の方がたくさん来られて、宗教の垣根を超えた絆が素晴らしかった」と感想を残された。小山ステーク会長は起工式を振り返り次のように証した。「主は高梁の人々の心を備えさせるために高梁の地の全面に御霊を注がれた」(アルマ16:16参照)。

書式ガイドの注釈:末日聖徒イエス・キリスト教会に関する記事で,教会の名称を最初に引用する際には,正式名称を使うようお願いいたします。教会の名称の引用に関する詳しい情報は,こちらへ: 書式ガイド書式ガイド.