2022年1月5日にオープンした日本東京神殿訪問者センター（東京都港区南麻布）のプロモーション映像（2分47秒）がこのたび公開された。この動画では，展示施設の設置の過程を見ることができる。
展示室のデザインは教会本部のデザイナーが行い，美術館等の展示制作に実績のある日本の専門業者が実施設計と展示設置を手掛けた。
展示物や絵画・彫刻の説明文は，教会本部の宣教師管理部をはじめ関係各部門の慎重な検討のもとに決定された。青木秀樹会長をはじめとする東京神殿会長会が日本語翻訳の監修を行った。教会員でない人の観覧を念頭に置き，できるだけ教会用語を使わず，一般的な言葉で説明するよう配慮されている。
1階展示室「末日聖徒イエス・キリスト教会の神殿」では，東京神殿の主要な部屋が，壁一面の巨大で高精細な写真で紹介される。写真は特殊な布地にプリントされ，背後に仕込まれた多数のLED照明で光る「バックライトパネル 」となっている。前に立つと，あたかも神殿の部屋にいるかのような感覚を得られる。
各部屋の説明は，背後の光を半透過する合成繊維のバナーに記されている。
2階展示室「イエス・キリストの生涯と教え」では，絵画と彫刻で，神殿の業の中心であるイエス・キリストについて紹介している。最大の絵画は横幅が約5メートルある。それぞれの作品は，プロの手によりデリケートに調整された照明の効果でドラマチックに演出されている。また，この部屋のバナー展示は日本文化にちなみ，職人が染め抜いた「のれん」生地が使われている。
地域会長会は，この訪問者センターの「青少年や独身成人，家族，個人や，会員の友人による訪問は大変，有益な機会となる」と推奨している。
東京神殿訪問者センター
東京都港区南麻布5-8-8 日本東京神殿別館1F・2F
公開時間：月-金曜日 13時から21時
土曜日 9時から21時
日曜・年末年始は休館 自由観覧・入場無料