2016年の大晦日、マレーシアのプトラジャヤでミス・ツーリズム・インターナショナル・コンテストが行われた。ニュージランド出身のアリエル・ピアースにミスの称号とクラウンが授けられ、世界60か国を代表する出場者の頂点に立って2017年を迎えた。
ニュージランドの代表がミスに選ばれるのは、1994年のコンテスト開催以来初めてのことである。ペジェントは観光と文化交流の促進と教育のための舞台となる。
アリエルは2016年6月、オークランドで開かれたミス・ワールド・ニュージーランドとミス・ツアリズム・インターナショナルに選ばれた。アリエルは、「ドレスにおいても振る舞いにおいても清楚」であることを選んだことで、出場者の中でも、ペジェントの舞台でも際立った存在であった。
両親であるエドワード・ピアースとミシェル・ピアースはフェイスブックに投稿し、マレーシアでのコンテストのために娘を支えてくれたすべての人に感謝を述べ、最後にこう結んだ。「なによりも天のお父様に...感謝しています。」
アリエルは、末日聖徒イエス・キリスト教会の会員であり、2016年5月に教会によって配信されたビデオにも出演。イエス・キリストに対して抱いている信仰の力、教育の大切さ、日々感じている幸せ、衣服でも振る舞いでも慎ましくあること、また、ほかの人に奉仕することで得られる喜び、について語った。
アリエルの奉仕活動には、教会の宣教師として、オーストラリアのブリスベンで18か月間、自費で宣教活動をおこなった経験も含まれている。