ニュースリリース

アジア北地域会長会年頭メッセージ

家族歴史を探求し,神殿での礼拝を待ち望む年に

Asia-North-Area-Presidency-2021
アジア北地域会長会の和田貴志長老(中央)と,第一顧問のジェームズ・R・ラズバンド長老(左),第二顧問のジョン・A・マキューン長老(右)© 2021 by Intellectual Reserve, Inc. All rights reserved.
              

アジア北地域の愛する兄弟姉妹の皆様,

 

このメッセージを受け取る皆さんが,健康で,福音に喜びを感じておられるよう願っています。このアジア北地域において,皆さんとともに奉仕するという祝福をいただいていることを,天の御父に感謝します。日本,韓国,ミクロネシア/グアム,モンゴルにおける業の一端を担う機会は,わたしたちの人生における最大の祝福の一つだと考えています。ステーク大会を始めとする集会に参加する際に,多くの方が示してくださった思いやりに感謝しています。対面で,あるいは昨年はより頻繁に,Zoomで集まるたびに,高められ,鼓舞されるのを感じました。

 

わたしたちは,これからの一年を楽しみにしています。秋の間,アジア北地域の様々な場所で多くの時間を過ごす機会を心から楽しみましたが,ようやく地域会長会として直接ともに集うことができ感謝します。互いに強い一致を感じています。

 

2021年を見据えたとき,歴史的な東京神殿の再奉献の計画や,グアム・ジーゴ神殿の奉献,現在進行中の,日本の沖縄における新たな神殿の建設について,主に感謝します。地域に6つもの神殿をいただくとは,なんという祝福でしょう。2021年には,地域のすべての神殿で,あらゆる神殿儀式および身代わりの儀式が始まるのを目にすることができるよう心から願っています。

 

神殿の建設と開館を心待ちにする一方,最も重要な建設事業は,一人一人が生活のなかで,主の宮に参入し,神殿の聖約のもたらす祝福を受けるにふさわしくなるよう努力することにあると承知しています。ロナルド・A・ラズバンド長老が10月の総大会で強く勧めたように,一人一人が「主に推薦され」,神殿推薦状を得る,あるいは更新するために努力するよう願っています。有効な神殿推薦状を保持することにより,生活に平安がもたらされ,わたしたちを導く「主の御霊が豊かに注がれ」るというラズバンド長老の約束に信頼を置いています。

 

昨年,会長会のわたしたちと姉妹たちは,皆さんと同じように,神殿に参入する機会を失ったことを痛感しました。神殿にいるときに感じる平安と得られる視点を恋しく思います。ラッセル・M・ネルソン大管長は,わたしたちが「犠牲を払って主の神殿で奉仕し礼拝するとき,主は,皆さんに必要だと知っておられる奇跡を起こしてくださいます」と約束しました。(ラッセル・M・ネルソン「模範的な末日聖徒になる」2018 年10月総大会説教)わたしたちはこの栄えある約束が自分自身の家族の中で実現することを切望し,皆さん一人一人の生活において必要な奇跡が起こることを望んでいます。もちろん,神殿の奇跡の最たるものは,神殿の聖約のもたらす祝福です。すなわち,救い主の贖罪の犠牲のおかげで,昇栄を得て,家族と永遠にともに結び固められる機会にほかなりません。神殿が再開した暁には,これらの栄えある祝福を受けるよう皆さんにお勧めします。

 

現在は神殿で礼拝することはできませんが,「家族歴史の探求と索引作成など家族歴史に携わる機会を増やす」ようにというネルソン大管長の勧めをあらためてお伝えしたいと思います。大管長は,ここでも預言者として次のように約束し,平安を与えてくれました。「わたしは約束します。あなたが神殿と家族歴史活動にかける時間を増やすときに,主の声を聞く能力は増して強化されます。」去る1年間,世界でさまざまなことが起きたことからも,今こそがわたしたち一人一人が主の導きと慰めを生活の中で必要とする時であることは間違いありません。

 

覚えておられるように,10月の総大会においてネルソン大管長は,聖約のイスラエルに対する主の約束を研究するようにと勧めました(ラッセル・M・ネルソン「神に勝利を」2020年10月総大会説教)。ですから,主がイスラエルの子らのためにモーセにお授けになった祝福で,このメッセージを締めくくることは適切でしょう。これは,皆さん一人一人のための地域会長会の祈りでもあります。「願わくは主があなたを祝福し,あなたを守られるように。願わくは主がみ顔をもってあなたを照し,あなたを恵まれるように。」(民数6 :24 -26 )◆

 

書式ガイドの注釈:末日聖徒イエス・キリスト教会に関する記事で,教会の名称を最初に引用する際には,正式名称を使うようお願いいたします。教会の名称の引用に関する詳しい情報は,こちらへ: 書式ガイド書式ガイド.