ニュースリリース

アマチュア無線による台風19号の人命救助で会員が総務省関東総合通信局長賞を受賞

令和2年度電波の日(6月1日)によせて

 

武蔵野ステーク所沢ワードの須田昭仁兄弟は、令和2年度電波の日(6月1日)にあたり、昨年10月12〜13日に日本を縦断した台風19号の被災者からの人命救助通信で総務省関東総合通信局長賞を受賞した。

2019年10月12日、自治会で防災グループに所属している須田兄弟は、自宅近隣の川の氾濫を予想して自治会の半数以上が避難所等に避難した後、自宅で台風の通過を見守った。

日付の変わった頃の深夜、通過後の安全を確認して就寝しようとしていたところ、自宅から約15km離れたさいたま市からのSOS無線通信を受信し、警察へ通報して救助要請した。そのまま、無事に救助されるまでの約30分間、通信を維持して被災者を励まし続けた。

総務省関東総合通信局は、ホームページで、「令和元年台風19号により多くの被害が出ている中、アマチュア無線局でSOS信号を受信し、孤立状態であった老夫婦の救助要請を固定電話により行い、救助が確認できるまでの間、アマチュア無線局の通信を継続し、災害時における電波の適切な使用に多大な貢献をした」と受賞理由を発表している(https://www.soumu.go.jp/main_content/000689638.pdf)

須田兄弟は、「決して新しく充実した無線設備では無いが、趣味で人の役に立てたことは、とても良かった。近年スマホが主流になりましたが、アマチュア無線の遭難通信(非常通信)は、固定電話・スマホが使用できない災害時にはとても有効だと証明されました」と語っている。

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