ニュースリリース

クリストファーソン長老、宗教の自由が攻撃されていると語る。

ユタ州でモルモンの使徒が国を愛することを強調する

「今夜、私のお話したいことはアメリカの宗教の自由に関する偉大な遺産と、私たち一人一人が手遅れにならないうちにその遺産を守らねばならない必要性についてです」と末日聖徒イエス・キリスト教会の十二使徒D・トッド・クリストファーソン長老は語った。モルモンの使徒は2016年6月26日(日曜日)にユタ州プロボで開催された国を愛する活動とフリーダムフェスティバルの基調講演でこのように話した。

「現在、宗教の自由は確実に攻撃にさらされています」とクリストファーソン長老はブリガム・ヤング大学のマリオットセンターに集った聴衆に語りかけた。「私は宗教の自由の価値や合法性についてまでも疑問を持っている人々は、それ自体がまさしくアメリカの魂の基幹になっているということを理解していないと確信しています。」

「公共の生活の中で宗教に関わるというのはアメリカ歴史と憲法的に保護された自由だけでなく、私たちの国自身にも大切なことです」と長老は話す。

長老は宗教組織が公共の議論でユニークな観点をもたらしていると示している。「彼ら宗教組織は腐敗した社会の力が信仰、家族、そして自由を脅かしていることに気づいているのです。」

「現在、評論家たちは宗教がアメリカの公共にふさわしくあるかどうかを率直に尋ねかけている」と長老は語る。

クリストファーソン長老は続けて次のように話した。「何人かは歴史的な観念なしに、宗教関係者や法令が公共の場に自身の信仰心を持ち込むならば、教会と州を分離する憲法に違反していると主張しています。」

「アメリカに移った移民はそれぞれの宗教の信念に基づいて、英国を出て、新しい世界へと進んでいきました。欽定役聖書のような宗教の教えはアメリカ独立戦争時代、国を愛する者たちの行動の原動力にもなりました。」

「厳格な先祖たち、初期の州から州へと繰り返し逃れてきた末日聖徒たちによって、ついに大盆地、荒野の中に希望のシオンを作り上げたのです。」  

また、彼は宗教的信念が「国内の奴隷制度、制度からの解放、そして内紛を形作った」と加えた。

「最近になって宗教の自由とは単純に信仰の自由ではなく、日々の生活の中、まるでクローゼットの中やプライベートでのように自由に信仰を行使する権利ではないかと頻繁に議論されています」と長老は言う。

クリストファーソン長老は「伝統的な道徳的価値観を信じる人々を侮辱し辱めたり、結婚、家族、性別にかかわる宗教的観点と習慣を抑圧しようとする、まるで申し合わせたかのような反対運動があります。最悪なことに、政府でさえも時たまそのような反対運動に加わっているのです」と説明した。

クリストファーソン長老は聴衆に宗教を信じる人々は言論の自由を代表しているのだと思い起こさせた。

長老は人々の信仰が宗教の自由に対して活気に満ちて声を上げ、文化的な市民の組織に関わり、そして政治的なことにたいしても参加するようにと勧めた。

「私たちは試練の時代に生きています。宗教の自由は間違いなく攻撃にさらされています。そして事は良くなるどころか、さらに悪くなっていくかもしれません。しかしながら、これらのことは今、私たちの時代に起きています。今が私たちの自由の土台を守る時なのです」と長老は結んだ。

アメリカのフリーダムフェスティバルは国内でも有数の大きな国を愛するセレモニーとして知られている。このセレモニーには毎年50の州から5000人もの聴衆が集まる。

クリストファーソン長老の話の全部はこちらを参照

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