末日聖徒イエス・キリスト教会のチリ・コンセプシオン神殿が最近完成し、内部のツアーに一般人が招待されるオープンハウスが行われることになった。これはチリで2番目となる末日聖徒の教会の神殿となり、最初の神殿は1983年にサンチャゴに完成している。
- Concepción Chile Temple
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神殿はコンセプションのビオビオ川の近くのアベニダ・クインタに位置する。オープンハウスのツアーは、10分のビデオプレゼンテーションと、神殿内を歩いて回る40分のツアーからなる。
オープンハウスで一般公開した後、神殿は10月28日(日)に正式に奉献される。奉献式の前日の夕方には、青少年によるディボーショナルが開催される。
チリ・コンセプシオン神殿は世界中にある教会の神殿としては160番目となる。この神殿には、チリ南部とアルゼンチンの南西部にいる約122,000人の末日聖徒が集うことになる。
2009年10月、当時の大管長トーマス・S・モンソン大管長がコンセプションにおける神殿の建設を発表し、2015年10月17日に鍬入れ式を行い建設工事が始まった。
23,000平方フィート(約2,140平方メートル)に及ぶ神殿は、チリのその他の歴史的教会堂に見られる典型的な新古典派スタイルを反映してデザインされた。内装には、オリジナルの芸術ガラス工芸品、手作りのカーペット、ポルトガルとスペインで産出された石が使用されている。またチリ原産の美しいラピスラズリも使われている。高さ124フィート(約38メートル)の神殿の上には、イエス・キリストの福音の回復を果たしたことで末日聖徒にとっては重要な人物であるモルモン書に登場する預言者モルモンの金色の像が立っている。
末日聖徒の神殿は、教会員が日曜日の礼拝行事のために集まる集会所や礼拝堂とは異なる。神殿は「主の宮居」と考えられ、結婚、バプテスマ、その他の家族を結び固める儀式を通してイエス・キリストの教えが再確認される場所である。
神殿の目的についてさらに詳しい情報や、チリ・コンセプシオン神殿の内装と外装を示す高解像度写真はmormonnewsroom.orgでダウンロードが可能。