ニュースリリース

テクノロジーおよびソーシャルメディアを通じ,全世界で総大会の視聴範囲が拡大する

末日聖徒イエス・キリスト教会第184回年次総大会の模様が,2014年4月5日(土)-6日(日),ユタ州ソルトレークシティのカンファレンスセンターから公開された。カンファレンスセンターで開催される総大会には,10万人以上の人々が出席すると予想された。同時に,何百万もの人々が,テレビ,ラジオ,衛星放送およびインターネット放送を通じ,95の言語で,予定されている5つの部会を視聴した。

総大会は毎年4月と10月に行われる。2日間開催され,各2時間の5つの部会で構成されている。4月の総大会は年次総大会,10月の総大会は半期総大会と呼ばれている。最初の総大会は,教会が組織された年,すなわち1830年に開催された。

希望と平安をもたらすメッセージ

総大会の間,教会指導者たちはイエス・キリストの福音に関する様々なテーマについてメッセージを伝える。教会員は,総大会をイエス・キリストの福音に関する教えを学ぶ機会と捉えている。

過去に行われたある総大会の開会のあいさつで,トーマス・S・モンソン大管長はこう語った。「話者は天の助けと導きを求めながらメッセージを用意しました。彼らはこれから伝える事柄について霊感を受けています。」Mormon Newsroom Facebook page(日本語版はこちら)の最近の投稿で,世界中の教会員が自分たちにとって総大会が持つ意味とは何かを分かち合っている。

フィァ・メメア(ハワイ州,ライエ)は,モルモン書に記されている,人々が預言者の話を聞くために集まった話に総大会を見立てている。「その民は自分たちの生活を改善しました。わたしも見倣いたいと思います。」

メイクレア・マガノーイ(フィリピン,ジェネラルサントス)は,総大会を「飢えた自分の霊に与えられる食物」と表現している。

「総大会の間,日々,自らを奉献し,聖霊を感じることができます。」シャロン・ニヒパリ-ラーソン(ワシントン州,バンクーバー)はそう語っている。

ザカリー・ウィーラー(テキサス州,ヒューストン)は,「主の御心を学び,生活の中で実践する努力を払うこと」ができ楽しいと付け加えている。

世界的規模の聴衆

ソルトレークシティのカンファレンスセンターは21,000人を収容することができるが,総大会は全世界の津々浦々で放送され,大勢の教会員や一般の人々が視聴する。これまで50年以上の間,教会は総大会の模様を数多くの言語に翻訳してきたが,最新の技術により,全世界でのリアルタイム視聴が可能となった。2013年10月,総大会の視聴者は全世界で200か国を超えた。末日聖徒が集う世界各地の礼拝堂での放送に加えて,LDS.orgBYUtvBYUtv InternationalモルモンチャンネルRoku,Facebook,YouTubeを通じても,総大会の実況中継が行われている。オンライン視聴者は,2013年10月の総大会時に,劇的な増加を遂げた(およそ30%増)。

総大会のYouTubeチャンネルでは,英語[土曜 | 日曜],スペイン語[土曜 | 日曜],ポルトガル語で[土曜 | 日曜],実況でもアーカイブでも総大会の模様を視聴することができる。その結果,多くの人々が慣れ親しみ,数々のデバイスを利用して容易にアクセスできるプラットフォーム上でのアクセスが可能となる。また,大勢の人々が,ソーシャルメディアを通じて,総大会を聞き,それを分かち合っている。5つの部会がそれぞれ行われるたびに,#ldsconfハッシュタグの付いたおびただしい数のツイートが,ツイッター上に投稿される。合衆国で,週末,最も取り上げられる話題の一つは,総大会である。また,ある一定の期間,時折,同様のことが全世界でも起こる。昨年の10月には,総大会に関するツイートが155,000も投稿された。

その公式ソーシャルメディアを通じて,教会は即座にリアルタイムで,また多くの言語で,総大会のメッセージを掲示し,またそれらのメッセージ(ここに保存)を共有するよう人々に奨励している。2013年10月の総大会期間中,ソーシャルメディア上で総大会に関する投稿を見た多くの視聴者が,後にそれらのメッセージを視聴している。その成功により,リアルタイムの投稿は拡大し,スペイン語とポルトガル語でも行われる。

個人で出席する

カンファレンスセンターに入場するには,チケットが必要となり,出席者は手荷物検査を受ける。カメラ,録音機器,武器,食物,リュックサック,パッケージおよび大きなバッグの持ち込みは禁止されている。チケットを持っていない人のためのキャンセル待ちラインはテンプルスクエアの第9番ゲートから始まる。

追加の座席は,いずれの部会に関しても,タバナクル,テンプルスクエアの北訪問者センタージョセフ・スミス記念館で入手が可能である。また,予備席は,神権部会と日曜の部会のみ,カンファレンス・センター・シアターで入手が可能である。スペイン語話者のための5つの部会すべてに関して,予備席はアセンブリーホールで入手できる。予備区域の場合,チケットは必要ない。

ソルトレークシティ中心部での駐車設備は限られている。大会出席者は,地元の交通渋滞を緩和するために,自動車の相乗りか公共の交通手段を利用するよう奨励されている。自動車を運転する人は,時間的に余裕を持たせて移動するよう強く奨励されている。カンファレンスセンターの駐車場における公共駐車場は利用できない。総大会出席者は住宅街や繁華街住宅地域での駐車は避けるべきである。近隣の通りに車を駐車すると,チケットを切られたり,自動車所有者の負担で車をけん引されたりすることもある。障碍者用駐車場がウェストテンプルおよびノーステンプルの北西角にあるが,駐車台数は限られており「先着順」方式で利用できる。

総大会の報道内容は,写真も含め,週末を通してMormonNewsroom.org(日本語版はこちら)上に掲載される。その他の情報はモルモンニュースルームブログに投稿される。ジャーナリストやブロガーは,それらのサイトにアクセスするか,FacebookTwitterInstagramまたはGoogle+上で検索,あるいは電子メールを通じて予約購読することによりダウンロードが可能である。

書式ガイドの注釈:末日聖徒イエス・キリスト教会に関する記事で,教会の名称を最初に引用する際には,正式名称を使うようお願いいたします。教会の名称の引用に関する詳しい情報は,こちらへ: 書式ガイド書式ガイド.