ネルソン大管長、世界巡回ツアーの最終訪問地ハワイを訪れる

「わたしたちが今夜皆さんにお伝えしたいメッセージは、他の地でお伝えしてきたことと同様、神は生きておられ、イエスはキリストであり、この教会は完全に回復された主の教会であるということです」と、2018年4月22日(日)、ツアーの最終訪問地となったハワイ州ライエにあるブリガム・ヤング大学ハワイ校を訪れた末日聖徒イエス・キリスト教会のラッセル・M・ネルソン大管長は述べた。

この特別なディボーショナルは、ハワイ州オアフ島ホノルル郊外に位置する大学キャンパス内のキャノン・アクティビティーズ・センターで開催された。

ヨーロッパ、アフリカ、そしてアジア大陸の8都市を11日間で回り、末日聖徒らに会う今回のネルソン大管長の世界巡回ツアーには、大管長の妻ウェンディー、そして十二使徒定員会のジェフリー・R・ホランド長老とその妻パトリシアが同行した。

「時差ボケになる時間はありませんでした」とネルソン大管長は述べた。実際、妻のウェンディーは今回のツアーが預言者にエネルギーを与えたといい「大管長は、自分が予任された仕事を現在行っていらっしゃいます。…壇上で大管長が変わるのを見ました。この12年間、大管長が口にすることのなかった特別な教義を、より鮮明な声で説くのを耳にしました。大管長が若返ったようにも感じました」と語った。

今回のツアーは、ネルソン大管長が1月に教会の第17代大管長として指名されて以来、アメリカ国外への初めての公式ツアーであった。

ネルソン姉妹は、最近、自分の夫の預言者としての召しを確認するに至った特別な経験について話し、「その神聖な経験のおかげで、わたしはラッセル・M・ネルソン大管長が神に召された今日の生ける預言者であることを、地球上のどこの国に行っても証しすることができます」と語った。

ネルソン大管長は「この数日間、世界中を巡回して話してきたことは『神殿』という言葉に集約できます」と、BYUハワイ校で開催されたディボーショナルで教会員たちに向かって話した。

「エルサレムでは主が愛された神殿について話しました。その他の複数の都市では、近い将来、現地に新しく建設される神殿について話しました。神殿がすぐ近くにあるここハワイでも、再び神殿について話しました」と大管長は語った。

ネルソン姉妹は世界中の末日聖徒が払っている犠牲に感銘を受けたといい、「わたしは世界中の聖徒が確固とした信仰を築くもとになった福音を見つけるために、また福音に従った生活をするために払って来た犠牲を聞き、愕然としました」と述べた。

ネルソン大管長は続けて、「今回訪問できなかった国があったことを残念に思います。しかし、主イエス・キリストを信じる信仰と、神のもとで永遠の生命を得るにふさわしくあるように家族を強めること、これらは世界を巡回して人々に伝えたいメッセージとして象徴的なものです」と語った。

ホランド長老は、「ツアーが終わってしまうのは残念に思います。しかし、大勢の人にお会いすることができました。会場が満員になるほどの人々とお会いすることができました 。…訪問した先々では、可能な限り大きな会場を確保してありましたが、どれも満員になりました。会場に入ることのできなかった人もいました」と伝えた。

「ネルソン大管長は今後の人生をかけて、大勢の人々に語り続けることでしょう。しかし、救いは一人ひとりにもたらされます」とホランド長老は説明した。

ホランド姉妹は「わたしはこの2週間に目にしたことによって、救い主について新たな証を得ることができました。今回のツアーの最終訪問地がライエというのはとても適切であるように思います。ここでわたしはいつも主の御霊をいつも感じることができます」と話した。

世界巡回ツアー

救い主の証人である教会の指導者らは、世界中の教会員に会うため4月10日にソルトレークシティを立った。今回のツアー中の訪問先には、英国ロンドン、イスラエル・エルサレム、ケニア・ナイロビ、ジンバブエ・ハラレ、インド・ベンガルール、タイ・バンコク、中国香港が含まれていた。

世界的な教会

ユタ州ソルトレークシティに本部を置く末日聖徒イエス・キリスト教会は世界に1600万人を超える会員を有する。

ハワイ州には74,000人のモルモンがおり、ユニットは141ある。ハワイで最初の改宗者は1851年にバプテスマを受けている。

教会は世界に159の神殿を有し、他にも30の神殿建設の発表があった、または工事が始まっており、その中にはハワイ州の２つの神殿が含まれている。ハワイ州ライエ神殿は1919年にヒーバー・J・グラント大管長によって、またハワイ州コナ神殿は2000年1月にゴードン・B・ヒンクレー大管長によって奉献されている。

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