ニュースリリース

ヘルピングハンズ、台風19号による被害を受けた長野県長野市にて復興支援ボランティアに参加

 

東日本の各地に甚大な被害をもたらした台風19号。長野県では長野市を流れる千曲川の堤防が決壊し,市内の広い地域に浸水被害をもたらした。

2019年10月19日,末日聖徒イエス・キリスト教会のヘルピングハンズ*1は長野ボランティアセンターでの復興支援ボランティアに参加した。

当日の参加者は柳沢光紀(やなぎさわ みつのり)長野地方部長野支部会長,専任宣教師のディビス長老*2,オノフレ長老,教会福祉部所属の落合淳(おちあい じゅん)兄弟*3の4名である。

ボランティアセンターよりバスで水害を受けた長野市北部に位置する長野市立豊野中学校に移動し,各グループ5名ずつのグループ分けが行われた。周辺一帯は水没した地域で,歩いて数分の宅地に移動して間もなく作業を開始した。主な作業内容は,浸水した家屋からの家財の運び出しや,道路にたまった泥をかき出して土嚢への袋詰め等であった。

当初の活動予定は15時半までだったが,途中で雨が降り出したため作業は14時で終了した。

長野県災害対策本部の調べによると,県内の住宅被害は計8874世帯に上り,このうち千曲川の堤防決壊による浸水被害を受けた長野市では推計5086世帯とされる。浸水した家ではまだ床板をはがせていない家がほとんどで,今後床板をはがし,床下の水と泥をかき出して乾燥させ,拭き掃除をするという長いプロセスが控えているという。

*1 モルモンヘルピングハンズ・プログラムは,末日聖徒イエス・キリスト教会の会員とその隣人たちが協力し合って地域奉仕を提供するもの。ロゴ入りの黄色いビブスがトレードマークである

*2 「長老」とは末日聖徒イエス・キリスト教会の神権指導者に与えられている称号。

*3 教会では,すべての人が神の子供たちであるとの教えから,男性を兄弟(Brother),女性を姉妹(Sister)と呼称する

書式ガイドの注釈:末日聖徒イエス・キリスト教会に関する記事で,教会の名称を最初に引用する際には,正式名称を使うようお願いいたします。教会の名称の引用に関する詳しい情報は,こちらへ: 書式ガイド書式ガイド.