末日聖徒イエス・キリスト教会の十二使徒定員会のデール・G・レンランド長老は最近ミシガン州デトロイトでイスラム教、カトリック、アルメニア教会の宗教指導者らと会談。指導者らは、主に宗教の自由について、そして世界の宗教に対して向けられる迫害から自分たちを守るために、互いに協力して何ができるかについて話し合った。
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Temple Square is always beautiful in the springtime. Gardeners work to prepare the ground for General Conference. © 2012 Intellectual Reserve, Inc. All rights reserved. | 1 / 2 |
レンランド長老はイスラムユニティセンターの指導者らと会い、アメリカでイスラム教徒であることはどういうことかを話し合うディスカッションに耳を傾けた。デトロイトモスクのメンバーであるパトリック・ケイトは、イスラム教徒の若者らについて特別な懸念があるといい、それは彼らがイスラム教徒であり続けること、そしてイスラム教徒としてのアイデンティティを保つ時に直面する困難について語った。
デトロイトのカトリック大司教であるアレン・ビグネロンは、「カトリック信者にとっての懸念材料としては、社会が世俗化していることが挙げられる」とレンランド長老に述べた。
ビグネロン大司教は、デトロイトにおけるカトリック教会の歴史についても少し話した。全盛期にはデトロイト人口の3分の2を占める200万人がカトリック信者で、教会区も300以上あったという。しかし信者の数も減り、現在ではカトリックは人口の約3分の1となり、6つの郡に教区があるだけだという。
聖ヨハネ・アルメニア教会の神父アレン・ジェベジアンは、東方正教会の86年にわたる歴史について語った。アルメニア系アメリカ人にとってアルメニア教会は、大都市デトロイトにおける宗教と文化のまさしく中心であったといい、教会は現在もミシガン州に住む信仰深いアルメニア東方正教会の信者に手を差し伸べているという。
レンランド長老は、末日聖徒イエス・キリスト教会の幹部指導者はデトロイトの宗教団体と友好関係を持つことを望み、また長期にわたる協力関係を築くために支援したいと望んでいること、また教会にはその力があることを伝えた。またソルトレークシティーに来る機会があればいつでも教会本部に来て欲しいと会合出席者らを招待した。