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ラズバンド長老姉妹からヤングアダルトへの勧め:イエス・キリストから「偉大なこたえ」を求めなさい

ユタ州ゴーシェンに作られた古代エルサレムの映画セットでFace to Faceが行われ、イエス・キリストの地上における働きが語られた

ライブ配信されたヤングアダルト対象のFace to Faceで、十二使徒定員会のロナルド・A・ラズバンド長老と妻のメラニー姉妹が質問に答え、また、教会創立当時の出来事について洞察に富んだ考えを18~30歳の末日聖徒に語った。

イベントは回復200周年を中心に進められた。世界規模のこの教会の会員たちが知る回復とは、ジョセフ・スミスによって明らかにされたイエス・キリストの古代の教会と福音が再び確立されるに至った様々な出来事を指す。

            

「回復について研究することで、イエス・キリストへの信仰は深く、強くなります」と、イベント直後に行われたチャーチニュースとのインタビューでラズバンド長老は語った。

使徒夫妻は、ソーシャルメディアを通じてイベントに寄せられたヤングアダルトからの質問に答えた。日曜の夜に行われた放送は、ユタ州ゴーシェンに教会が作った古代エルサレムの映画セットで行われ、数は限られていたものの招待客の参加があった。

 

ヤングアダルトにはラズバンド長老から前もって課題が出されていた。それは、長老が自分のフェイスブックに載せたもので、イベントの話し合いの準備として「現代の問題点を克服するために、回復された福音はわたしにとってどのような助けとなるか」について考え、そのこたえを#SacredGroveに送るというものだった。

また、このイベントの配信を家族、教会員の仲間や友人と一緒に見るようにとも勧めた。

フェイスブックやインスタグラムなどのソーシャルメディアに質問を寄せた大勢の末日聖徒の一人、キーリーはこう質問した。「わたしは、恐れや不安を覚えたとき、救い主と救い主がわたしのために備えてくださっている計画に対する信仰と確信と希望を持って戦うつもりですが、その時、福音の回復をもっと役立てるにはどうすれば良いでしょうか。」

ラズバンド長老は答えた。「今は苦しい時です。皆さんの中に悲しんでいる人たちがいます。火事があり、ハリケーンが起こり、風もやってきます。そんなときでもわたしたちは、主イエス・キリストがこの教会を愛しておられ、人々を愛しておられることに慰めと確信を得ることができます。そして、主が幾度も言われたように、『聖なる場所に立っているなら、心を惑わすことはない』のです。」

長老の言葉に加えてラズバンド姉妹も、自らの家族生活で「不安なことが起るかもしれないときや大きな変化を前」に慰めを見いだしてきた聖句があると言い、教義と聖約68:6を分かち合った。

「元気を出しなさい。恐れてはならない。主なるわたしはあなたがたとともにおり、あなたがたの傍らに立つからである。」

人生に起きる困難な出来事を克服するためにイエス・キリストの福音をどのように活用すればよいかという質問に加え、ライブセッションの一部として、チリの視聴者ラズバンド長老に尋ねたのは、「イエス・キリストの完全な福音の回復:200周年の世界への宣言」が出されるに至った経過について詳しく教えてほしいというものだった。

ラズバンド長老は次のように答えた。「[ネルソン大管長は]、十二使徒全員に宣言を書き、編集することを許しました。その結果、これは皆さんに知って欲しいことですが、わたしたちは一致に達し、この世界への宣言の準備のためにわたしたちが行っていることがイエス・キリストの御心であると知りました。」

こうした一連の手順が完了した後に、宣言は世界中の末日聖徒に発表された、とラズバンド長老は説明した。

「啓示に関わる経験として、すばらしい、特別な経験でした。」

この記念となる宣言をラッセル・M・ネルソン大管長は、末日聖徒イエス・キリスト教会の創立者であり、最初の大管長であったジョセフ・スミスに父なる神と御子イエス・キリストが現れてから200年となるのを祝い、2020年4月の総大会で発表した。

さらにヤングアダルトからラズバンド長老と姉妹に、教会の方針や歴史などに関する助言や指導が求められた。

ワイオミング州のハリエットが書いてきたのは、「教会の教えや方針に違和感を覚えたときのアドバイスをいただけますか」というものだった。

それに答えてラズバンド長老は、その質問は非常に大切だと強調し、その背後にある福音の原則を「重要な教義」と呼んだ。

ラズバンド長老は幾つか聖句を読み、その中の一つがアモス3:7だった。「まことに主なる神はその僕である預言者にその隠れた事を示さないでは、何事をもなされない」

「皆さんに、地上における生ける預言者に従うことがいかに重要かをしっかりと知ってもらいたいのです。それが最も安全で確実な方法です。」

ラズバンド姉妹は、ラズバンド長老と結婚して間もない頃、スペンサー・W・キンボール大管長が学校で末日聖徒のヤングアダルトに向かい、子供を持つことを遅らせないようと言ったときのことをこう話した。

「わたしたちはこのことについて祈らなければならないと感じました。そして、預言者に従うべきだと強く感じたのです。ラズバンド長老の信頼と信仰にわたしの信頼と信仰を合わせて、前に進みました。」

カリフォルニアの末日聖徒、ハリーはこう質問した。「わたしは、教会が真理だと主張するある点に重大な問題を抱えていて、教会の記録から名前を削除してもらおうかと考えています。わたしが教会にとどまるべき理由を教えてください。」

ラズバンド長老は言った。「ハリー、まずわたしが言いたいのは、『そんなことをしてはいけない』です。あなたの質問を言い換えて、『なぜとどまる選択をするのか』と考えるといいかもしれませんね。」

放送中ラズバンド長老は、多くの問題を抱え自殺も考えたというという、ワシントンに住むヤングアダルト、ドミニック・スティルのビデオを紹介した。

スティルは自らナレーターを務めながら、イエス・キリストの福音を見いだし、教会の集会に出席した後で神に祈り、福音が真実であるという個人的な確認を受けたと語った。

「わたしにとってすべてが変わりました。自分の姿を鏡で見ると、目に光があるのが見えるのです」とスティルは言い、

さらに、「[神は]あなたに、教会にとどまる最大の理由の一つをすでにお与えになっています。それはイエス・キリストです」と加えた。スティルは会場で直接参加していた一人だった。

ラズバンド長老は躊躇なく、ハリーや、ハリーと同じような思いを抱えているかもしれない教会のヤングアダルトへの愛を伝え、こう語った。

「自分の決断がどのような意味を持つのか、また、[あなたの家族]の未来の世代に及ぼす影響についても考えなければなりません。」

「教会の指導者も、皆さんが抱える問題と無縁ではありません。わたしたちは皆さんを愛しています。皆さんに感謝しています。これから世界で起ることに対処しようとするとき、皆さんが必要です。」

今回のFace to Faceは、ニューヨーク州パルマイラの聖なる森で行われる予定であったが、新型コロナウィルスに関わる制約を受けて、教会指導者は場所を変更し、参加者の数も制限して開催することとなった。

この放送は、スペイン語、ポルトガル語、フランス語など、10カ国語に翻訳された。

「どのような質問にも主イエス・キリストはお答えになることができます。わたしたちのあらゆる質問に対して、主は実に偉大な答えをお持ちです」とラズバンド長老は語った。

ラズバンド長老姉妹のFace to Faceは、ChurchOfJesusChrist.org

Church’s official YouTube channelで視聴することができる。

書式ガイドの注釈:末日聖徒イエス・キリスト教会に関する記事で,教会の名称を最初に引用する際には,正式名称を使うようお願いいたします。教会の名称の引用に関する詳しい情報は,こちらへ: 書式ガイド書式ガイド.