MormonNewsroom.org は海外のニュースルーム・ウェブサイトから世界中の末日聖徒イエス・キリスト教会の指導者や会員が住んでいる地域社会をよりよくするために行っている活動を紹介する記事を掲載している。
フィリピン―台風で被害を受けた病院,教会の寄付を受け入れる
東ビサヤ諸島地域医療センター(以下EVRMC:Eastern Visayas Regional Medical Center)は1年前の超大型台風ヨランダが通過した場所であった。2013年11月,アイリーン・エスピナ博士は医療センターに海水が押し寄せ,建物が破壊されるのを目の当たりにした。
LDS慈善事業団は施設を視察し,患者へのサービスを改善し,新しい設備を整えるなどの支援を行った。EVRMCは台風の被害を受けた5つの病院の1つであるが,困窮している患者や出産を控えた女性に欠かせない医療支援を受け入れた。
台風ヨランダ後の教会支援の詳細は,ウェブサイトPhilippines Mormon Newsroomを参照。
ブラジル―モルモンヘルピングハンズ,市民に地域の奉仕を提供する
ブラジル全土において11月の毎週土曜日,220以上のモルモンの集会所において,多くのサービスが提供された。それらはマンモグラフィ,薬物乱用防止についての情報,散髪,血液中の血糖検査,就職の面接のためのセミナーなどその他様々なものがあった。
14万人以上のモルモンヘルピングハンズのボランティアが毎週行われるクラスに参加し,何千もの人々に恩恵をもたらした。リオデジャネイロで大きな呼び物となったのは,ブラジルのバレーボールチームのコーチであるベルナルド・ロチャ・デ・レゼンデ氏であった。レゼンデ氏は仕事の経験に基づく自己啓発的な講演を行った。
詳細は,ウェブサイトBrazil Mormon Newsroom (ポルトガル語)を参照。
太平洋―学校備品を受け取るサモアの生徒たち
近頃,末日聖徒はニュージーランドのオークランドにあるノースクロス中学校の家族や職員らと協力してサモアの学校に学校備品を提供した。
サモアまでの備品輸送の手配をしたのは教会福祉サービス部である。学校施設管理者であるアンドリュー・ボランド氏は次のように述べた。「この備品はリサイクル工場で粉砕され他の物に再生されていたことでしょう。新たな居場所が与えられてよかったです。」
この話の詳細は,ウェブサイトPacific Mormon Newsroomを参照。
オーストラリア―アデレードのモルモン,血と汗と涙を流して地域支援
100人以上のモルモンヘルピングハンズのボランティアがギレス・プレーンズ小学校の草むしり,ペンキ塗り,落ち葉掃き,釘打ち,掃除,窓ふきをした。
ティナ・トレファース校長は教会のボランティアが皆でともに働いた姿に感銘を受けた。「今日,ここにいる皆さんにすばらしい気持ちを感じます。皆,楽しそうに一緒に働いています」と校長は述べた。
末日聖徒の取り組みに関する裏話の詳細は,ウェブサイトAustralia Mormon Newsroom を参照。
ガーナ―二つの宗派,コンサートで声と心を一つにする
12月の初めに開かれたコンサートで,4つの末日聖徒の聖歌隊がセラフィム福音長老教会聖歌隊とともにイエス・キリストに焦点を当てた音楽を奏でた。
ペイシェンス・ヤワ・アカトー牧師はセラフィム教会の総監督であるが,この経験を「驚くべき経験」であると述べた。牧師はこのことがあるまで「末日聖徒にこれほど近づくことができるとは絶対思ってもみませんでした。まして彼らとそのような関係が持てるとは。」
コンサートおよび二つの宗派が将来どのように関係を築いていくか,詳細はウェブサイトGhana Mormon Newsroomを参照。
オーストラリア―パプアニューギニアにおける教会35周年祝賀行事
バプアニューギニア政府および実業界の地元地域指導者はこの地における末日聖徒イエス・キリスト教会の35周年を祝った。
同国には現在およそ23,000人の末日聖徒がいる。会員数に基づいて,モルモンたちは竹やサゴヤシでできた施設や「茂みの教会堂」と呼ばれる施設から都心部の建物まで,様々な建造物で集会を開いている。
会員や地域社会に対する教会福祉システムの支援についての詳細は,ウェブサイトAustralia Mormon Newsroomを参照。