指導者たち，教会の新しい子供と青少年のプログラムを概説する

末日聖徒イエス・キリスト教会の世界中で実施する新しい子供と青少年の取り組みの詳細が，日曜日にソルトレーク・シティのテンプルスクウェアにあるタバナクルで開催されたフェイス・トゥー・フェイス・イベントで概説され，生放送で中継された。

 「本日，子供と青少年全員のためのプログラムを紹介します」と十二使徒定員会のゲレット・W・ゴング長老は述べた。ゴング長老は7歳から18歳までの若者を対象としたこの取り組みを「他に類のない心躍る」ものであると話した。

「福音を核として築かれており，これはすべての地域のあらゆる青少年と子供たちのための教会の単一の取り組みです。それは皆さんが活動と奉仕，学習および成長を通じて，神から受け継いだ最高の自分を発見し，そのような自分になることに焦点を当てています」とゴング長老は述べた。

この新しい取り組みは，2020年1月1日に教会の子供と青少年の既存のプログラムに取って代わることになる。

何百人もの末日聖徒の青少年と家族が，教会がこれまで主催した最大のフェイス・トゥー・フェイス・イベントと表現されたイベントに出席するためにタバナクルを埋め尽くした。このイベントは18の言語で140か国以上の国に放映された。

「このプログラムは皆さんの人生のあらゆる局面に神を招き入れる助けとなります」とゴング長老は聴衆に向けて話した。

中央若い女性会長のボニー・H・コードン姉妹，中央初等協会会長のジョイ・D・ジョーンズ姉妹，および中央若い男性会長のスティーブン・W・オーウェン兄弟を含め幾人かの教会中央役員が使徒のゴング長老とともに参加した。

世界中の青少年から寄せられた質問に指導者たちが答えた。

「わたしにとって，このプログラムはバランスの取れた，キリストのような生活を達成するうえでわたしたちの助けとなります」とオーウェン兄弟は付け加えた。「皆さんの人生のあらゆる局面で成長するために努力をするとき，皆さん一人一人がより善く天の御父と人々に仕えることができるようになるでしょう。」

奉仕と活動

新しいプログラムには家族，子供，および若い男性と若い女性のための活動が含まれている。

「『活動の日』は今後『初等協会』活動と呼ばれます。そして女の子のための活動と男の子のための活動があります」とジョーンズ姉妹は述べた。指導者たちは活動が月に2回から4回行われることを期待している。

若い男性と若い女性は定期的な活動を行い，可能な地域では毎週行う。「指導者の皆さん，わたしたちは，青少年がこれを行うときに，皆さんが青少年に助言と導き，支援を行ってくださるよう期待しています」とコードン姉妹は励ました。

コードン姉妹は若い男性と若い女性のキャンプは引き続き行うと述べた。「『若い女性』のキャンプはすばらしい伝統であり，わたしたちが行ってきた数日間にわたるキャンプは引き続き行います。」

「キャンプや野外活動はとても重要です」とオーウェン兄弟は付け加えた。「皆さんの住む地域でそうした活動をどのように行うか決めるのは皆さんに任されています。」

キャンプやハイキング，ユースカンファレンスに加えて，ゴング長老はまた，若い男性と若い男性のために開催される数日間にわたる「若人の強さのために（FSY）」カンファレンスについても話をした。

個人の成長

このプログラムの青少年の成長の部分の下で，子供たちと若い男性および若い女性は新たな才能や興味ならびに技術を伸ばし，宣教師としての奉仕，教育，仕事および家族を持つための備えをするよう勧められている。

ゴング長老は青少年が自分で設定する目標が子供と青少年のプログラムの「中心」であると述べた。「目標を幾つ設定するか，いつそれらを達成するか祈って決めることができます。」

青少年が計画し目標を達成するうえで役立つガイドブックが配布される予定である。

初等協会の子供たち，年初に8歳になる子供たちは，各成長分野に関して年間で一つの目標を設定することから始めるよう勧められている。若い男性と若い女性は各成長分野に関して年間で最低二つの目標を設定するよう強く勧められている。

また，ゴング長老は，青少年が日記をつけ，自分たちの進捗状況を追跡し，心を高める音楽，ビデオ，ミーム，および霊感あふれるメッセージにアクセスできる，2020年に利用できるようになる新しいGospel Living（「福音に従って生活する」）アプリも紹介した。

「正しく活用すれば，テクノロジーは皆さんが雑音の多い，気をそらす，消耗させる世の中で福音に従った生活をするうえで助けとなります」とゴング長老は述べた。

表彰と達成

2020年半ばに，8歳，12歳，18歳の青少年は，自分も一員であることを表す記念品をもらい，個人の目標を達成すれば達成の記念品ももらうことができる。

子供と青少年のロゴには神殿と“Strive to Be”（「努力する」）の言葉があしらわれている。

「このロゴは救い主と交わした神殿の聖約の道を歩むことによりさらに救い主のようになるようわたしたちを招いています」とゴング長老は説明した。

青少年向けのInstagramアカウントは今後StrivetoBeで見つけることができる。青少年は自分たちの経験を#StrivetoBeを使用してソーシャルメディアで分かち合うことができる。

子供たちが8歳になると，神殿の絵と指輪をもらう。

12歳の若い男性は特別な指輪をもらい，12歳の若い女性は宝石が埋め込まれたメダルをもらうことになる。彼らはまた神殿推薦状ホルダーももらうことになる。

若い女性は18歳になる年に，神殿の聖約を交わし守ることを思い起こさせる，自分のネックレスに付け足すことのできるペンダントをもらうことになる。若い男性は18歳になる年に，神権の儀式に使用することのできる聖別された油を入れる容器をもらうことになる。

青少年が重要な個人目標と福音の要件を達成すると，大管長会の署名入りの特別な認定証とクリスタス像をもらうことができる。

フェイス・トゥー・フェイスの放送ではまた，アロン神権定員会の新しいテーマが初めて発表された。併せて，先の総大会の中央女性部会で発表された若い女性の新しいテーマも再度発表された。

ゲストアーティストのデビッド・アーチュレッタが2020年度青少年のテーマソングとビデオを披露した。初等協会の新しい歌も紹介された。

青少年のサポート

放送後，若い男性と若い女性たちはこの新しいプログラムに対する熱意を示した。

「中央幹部と時間をともにできてとてもうれしかったです」と放送の主催側を務めた青少年の一人であるレイラ・ウェルチは話した。

「使徒と一緒にいるだけで…使徒の御霊が世の中のものとは引き換えできないものであると感じます」と主催者のダスティン・ポイフェアは話した。

「とてもわくわくしています。なぜなら，救い主のもとに来るようにするためのさらに個人に合わせた方法だと感じるからです」とクリスティーナ・カーティスは話した。

「そのアプリをほんとうにわくわくして待っています」と目標設定を助けてくれるそのツールを使うのを楽しみしているキャメロン・ウィルコックは話した。

これまでと違う活動と人々に仕える方法にとてもわくわくしています」とローガン・ピックルは話した。「わたしたちが一致して世の中で変化を起こすことができるのを見るのがとても楽しみです。」

この放送はYouTubeチャンネルでも視聴することができます。詳しくは，https://www.churchofjesuschrist.org/broadcasts/face-to-face/?lang=jpnにアクセスしてください。