全米で活動している飢餓救済組織「フィーディング・アメリカ」が,末日聖徒イエス・キリスト教会から100万ポンド以上の食糧の寄付を受けたことを木曜日に公表した。
「支援パートナーからの協力を頂くと,フィーディング・アメリカの活動が促進され,飢えに苦しむアメリカ人に,日々の食糧を提供し,希望と人間としての尊厳をもたらすことができるようになります」と「フィーディング・アメリカ」の会長であり,最高経営責任者のボブ・エイクンは述べた。さらに,次のようにも語っている。「末日聖徒イエス・キリスト教会の寛大な厚意のおかげで,今回の寄付により62万5,000人分に相当する必要な食糧が提供できるでしょう。」
教会は,果物,野菜,豆などの缶詰を寄付している。それらの食糧は,全米各地の食糧庫,炊き出し所,シェルターで,援助を必要としている家族に支給される。
ユタ州でも飢えに苦しむ家族が養われるであろう。ユタ・フードバンクはフィーディング・アメリカのネットワークに加盟しており,教会からの100万ポンドの寄付のうち,25万ポンド分の食糧がユタ・フードバンクに提供される。「末日聖徒イエス・キリスト教会からの寄付は,ユタ・フードバンクにとってまさに必要なときに与えられました」とユタ・フードバンクの最高経営責任者であるのカレン・センデルバックは述べた。「毎日食卓に食べ物を並べるのが困難なユタ州の人々にとって,この食糧は,夏を乗り越えるのに必要な援助となるでしょう。心から感謝申し上げます。」
非営利団体でシカゴを拠点とする支援団体は,全米の200以上のフードバンクを支援している。フィーディング・アメリカは,3つの条件に基づいて食糧を支給している。それらは,フードバンクのネットワークを通じて援助を受ける人々の数,その貧困の度合,寄付された品物リストにある特定の食糧をフードバンクが必要としている度合である。
教会の人道的支援を通して,貧しく助けを必要としている人々を援助したり,世界中で飢えに苦しむ人々を助けるために自らの時間とお金を使ったりして,イエス・キリストの模範に従いたいという何百万人ものモルモンの会員の願いがかなえられている。
教会は過去にも,フィーディング・アメリカに加盟する多くのフードバンクを支援してきた。しかし,ここ数年間,教会は全米規模の寄付を増やしている。寄付活動は,教会の福祉システムを通して調整される。この教会のシステムには,全米各地の缶詰工場,農場,工場が含まれており,援助を必要とする人々に食糧や日用品を提供している。
もっと詳しく知りたい方は,フィーディング・アメリカのニュースリリースを御覧いただけます。