1月28日(火)、末日聖徒イエス・キリスト教会の指導者および会員向けの新しい手引きが中央幹部および役員らに紹介された。
大管長会と十二使徒定員会の指示の下に作られた新しい手引きは、より簡単にアクセスできるように作られている。「一般手引き:末日聖徒イエス・キリスト教会での奉仕」というタイトルが付けられた新しい手引きは「手引き 第1部」(ステーキ会長・ビショップ用)と「手引き 第2部」(その他の全指導者用)に取って代わるものとなる。新しい手引きはデジタル版のみの発行となり、一般に公開される。手引きの内容は定期的に更新され、教会のさまざまなプログラム、方針、手順などを世界中の大勢の指導者が地元の状況に合わせて実行し、愛と教会指導者としての思いやりを持って奉仕する上で不可欠な柔軟性が加えられる。
「今回の新しい手引きは、200年前に始まったイエス・キリストの福音の回復が現在も継続していることを示すものです。この福音の回復は、多様性に富む世界において、イエスならどのように教え導かれるかを学ぶ過程であり、今後もわたしたちは学び続けることになります。今回の新しい手引きが、教導の業において人々の人生に祝福を与え続けるために、教会指導者らが神から与えられた賜物を用いるための助けとなるようにと祈っています。この教会にはすべての人に居場所があることをわたしたちは知っています」と、この手引きを教会指導者らに紹介するのを助けた十二使徒定員会のD・トッド・クリストファーソン長老が述べた。
新しい手引きは38章からなり、2020年2月19日にその英語版がChurchofJesusChrist.orgおよび福音ライブラリーアプリを通して一般に公開される。51カ国語への翻訳作業もすでに始まっている。現在、9つの章が更新され、新しい手順などがすでに反映されている。現在の手引きの内容の約80%が新しい手引きにも順序を変えて引き継がれる。残りの29章は2020~2021年に更新されるが、新しい手引きの変更点についての詳細は、2月19日にnewsroom.ChurchofJesusChrist.orgにて発表される。