ニュースリリース

教義と聖約に関する歴史的背景の公開

福音の教義の学習用教材

末日聖徒イエス・キリスト教会の成人会員と青少年は、2017年の日曜学校カリキュラムとして教義と聖約を学ぶ。モルモン教徒たちが聖典として扱う書物「教義と聖約」の学習ガイドとして、その背景が公開された。「啓示の背景」と題したシリーズは、教会歴史部門が発行した談話形式の出版物で、教会の創始者であるジョセフ・スミスに与えられた啓示にまつわる背景や洞察が記されている。

   

七十人で、教会歴史部門の副事務局長であるJ・デビン・コーニッシュ長老は、次のように語った。「教会歴史が、単なる興味本位、あるいは、大事であるという認識の時代はもう過ぎ去りました。わたしたちの時代では、教会歴史は、急を要するものです。会員のみなさんの信仰を守り、築くための防波堤、あるいは、盾となるものなのです。」

「モルモンの歴史上重要な事柄に対して、ゆるぎない知識の基盤を築くことは、非常に重要です」と語るのは、教会歴史部のエディター、マシュー・マクブライド氏。「わたしたちが聖文を理解し、疑問を解決する助けとなります。また、ほかの人の経験や考え方を理解し、インターネットや他から得た情報を吟味する助けとなります。」

「啓示の背景」シリーズは、ゴスペルライブラリーアプリの教会歴史ウェブサイトからオンラインで閲覧可能である(出版物は、英語、スペイン語、ポルトガル語のみ)。

マクブライド氏は、「近年出版された教会歴史の資料は、現在、ゴスペルライブラリーアプリに追加され、日曜学校教師手引きとリンクされました。生徒と教師は、ワンクリックでそれらの資料を入手できます。すでに、皆さんのポケット中にあるのですが、ほとんどの人が気がついていないだけなのです」と、語った。

シリーズの出版は、教会歴史と史実に透明性を追求しようという教会の尽力によるものである。その結実として、ジョセフ・スミス ペーパー教会歴史ウェブサイト、福音のテーマがある。

マクブライド氏は、続けて語る。「これらのリソースが、10か国語に翻訳されて、多くの人が利用できるようになったことは、わたしたちにとって非常に喜ばしいことです。ジョセフ・スミスペーパーをはじめとしたシリーズのプロジェクトの見解が、世界中にいる末日聖徒たちによって読まれるのは、今回が初めてです。」

シリーズの資料は、2013年からセミナリーやインスティテュートの教師、ブリガム・ヤング大学の宗教クラスの講師たちによって利用されてきたが、今後すべての会員が利用できるようになる。

書式ガイドの注釈:末日聖徒イエス・キリスト教会に関する記事で,教会の名称を最初に引用する際には,正式名称を使うようお願いいたします。教会の名称の引用に関する詳しい情報は,こちらへ: 書式ガイド書式ガイド.