700人以上に及ぶ末日聖徒イエス・キリスト教会の青少年が最近、タヒチ島パパラにある「SOS子どもの村」で奉仕活動に参加し、地域の建物の塗装を行った。
奉仕活動に参加したのは、7月の最初の2週間にパパラのLycée Polyvalentにて行われた「若人よ強くあれ」と題するユースカンファレンスに参加した14~18歳の青少年である。
14~15歳の青少年は7月3~8日の第1部に、16~18歳の青少年は7月10~15日の第2部にそれぞれ参加した。
「若人の強さのために(FSY)」と呼ばれる冊子の目標は、霊的に鼓舞される学びの機会や健全な社会活動を通じて、青少年がイエス・キリストの福音に沿って生きる決心ができるように助けることである。
ユースカンファレンスについてのビデオはこちら。
FSYタヒチ
FSYの実行委員会コーディネーターであるマーク・ヴァレンザによると、今回の奉仕活動には複数の活動があり、カンファレンスが開催された高校の外壁や扉の塗装などが含まれていた。また危険な状態で生活する子どもや家族の世話をし、教育と医療を提供している「SOS子どもの村」のトイレ、事務所、教室の掃除も青少年に任された。
さらに若い女性は、慢性胃食道逆流症を患う子どもを支援する「ペティート・ドードース」協会のためにぬいぐるみや抱きおもちゃのデザインと縫製を行った。
パパラ村の事務所では、青少年が準備を行い、外壁の縁、花壇、コミュニティルームの外壁および内装の塗装を行った。ペンキや材料は村から寄付されたとヴァレンザは述べた。
奉仕活動に加え、青少年たちはタレントショー、宗教的説教、踊り、そして末日聖徒の使徒であるニール・L・アンダーセン長老と管理ビショップのジェラルド・コセー長老からのビデオメッセージを聴くなど、その他の夜の活動にも参加した。
「カンファレンスが成功に終わったのは、青少年の信仰が強められたことを見ることができたからです」とタヒチのFSYコーディネーターのギルバート・ツヌツは語った。
カンファレンスでの話者には、フランス領ポリネシアにおける教会を管理する地域七十人のベンジャミン・T・シンジュー長老がいた。
カンファレンスのテーマはヤコブ1:5-6から引用され、祈りによって神に近づくように青少年を鼓舞するというものであった。
「思いと心を開いて天父の御心を求める機会を作ってください。皆さんが誠実であり、天父の御心を知りたいと誠心誠意問うならば、聖霊が教えてくださいます」とシンジュー長老は青少年に説いた。
カンファレンスでは約100人のYSAや成人ボランティアがキャンプカウンセラーとなり、登録、保安、食事、メンテナンス、コミュニケーション、霊的お話、娯楽に関わる支援を行った。
同様のユースカンファレンスは、その他の南太平洋地域および世界中で行われている。