ニュースリリース

回復の喜びを芸術で表現する会員たち

SNSを活用したLDSオンライン文化祭

 

2020年の1月から、愛知県の一宮ワード*1の会員たちが出品した作品を中心に、福音の回復を記念するオンライン文化祭が行われている。SNS「Facebook」を活用した試みで、該当のグループに登録すれば、誰でも作品を鑑賞、出品することができる。
 
2019年10月の総大会でラッセル・M・ネルソン大管長は「最初の示現に続く出来事は、わたしと愛する人々をどのように変えただろうか」*2と質問し、このことについてよく考えるよう会員たちにチャレンジした。
一宮ワードでは、よく考えるきっかけとして教会堂を会場に文化祭を開催することにした。しかし、折しもコロナウイルスの影響で、教会が閉鎖され、当初考えていた展示は中止となった。代替案として提示されたのが、オンライン文化祭である。Facebookにてグループを作り、一宮ワードに限らず日本の教会員たちの芸術作品を広く受け付けることとした。
こうして寄せられた作品は、2月12日現在で48点にのぼる。内容は、グラスアート、ペーパークラフト、刺繡画、切絵、水彩画、書道、写真などの美術作品から、詩、証、短歌、福音川柳、ショートストーリーなどの文学作品、歌(動画)、動画などの映像作品、または料理にいたるまで多岐にわたった。
 
参加者は、それぞれの才能を用いて福音の回復の喜びを表した。発案者であり、このオンライン文化祭の責任者である山田憲彦兄弟*3は「普段才能を持っていても、人前に出すことに消極的な兄弟姉妹も参加してくださったことが良いきざしになった」と語る。 
一宮ワードのビショップ*4である松岡祐一兄弟も「このオンライン文化祭を通して皆さんの素晴らしい才能をたくさん発見することができました。初等協会の子供がとても楽しそうに川柳を考え、詠んでくれた時の笑顔が印象に残っています。どのような状況でも、様々な方法でわたしたちは主を賛美することができます。すべてのものが主を証していることを再認識することができました」と喜んだ。
 
なお、LDSオンライン文化祭は当分の間、作品の募集を受け付けている。応募要件は、福音の回復にまつわる作品であること。Facebookで「LDSオンライン文化祭」と検索し、グループに参加することで出品することが可能。
 
*1 ワード ワードとは,地域の教会が管轄する一定の地理的範囲「教区」を意味する
*2 ラッセル・M・ネルソン「結びの言葉」2019年10月総大会より
*3 兄弟姉妹 教会では,すべての人が神の子供たちであるとの教えから,男性を兄弟(Brother),女性を姉妹(Sister)と呼称する
*4 ビショップ ビショップとは,地域の教会「ワード」の代表者。専任の聖職者ではなく無給のボランティアとして,教会に来る人々や宣教師を助ける

書式ガイドの注釈:末日聖徒イエス・キリスト教会に関する記事で,教会の名称を最初に引用する際には,正式名称を使うようお願いいたします。教会の名称の引用に関する詳しい情報は,こちらへ: 書式ガイド書式ガイド.