2017年9月19日(火)、末日聖徒イエス・キリスト教会大管長会のヘンリー・B・アイリング管長は、自分の息子であるヘンリー・J・アイリングを第17代BYUアイダホ校学長に正式に任命した。今回の任命は2月に公示され、ヘンリー・J・アイリングは2017年4月10日から実際の任務を果たしていた。
「ヘンリー・J・アイリング学長は彼の祖父が知っていたように、他の人に自信を与え、考え、そして行動する力を育てることは大きな喜びをもたらすことを知っています」とアイリング管長が15,000人の出席者で満員となったBYUアイダホセンター(アイダホ州レックスバーグ)で語った。このことを理解している先生が2人いれば、小さな学校を偉大な大学に変身させることができます。その先生たちから自信を持つように育てられた生徒らが、同じことを次の生徒らに教え、その繰り返しですぐに大勢の人が世界中に学びの場を作るようになるのです」と述べた。
リックス・カレッジとして知られていた学校は、2001年に4年制の大学となり、BYUアイダホ校と名前が変わった。
アイリング学長は、十二使徒定員会(ダリン・H・オークス長老、デビッド・A・ベドナー長老、デール・G・レンランド長老)、中央幹部七十人および教会教育委員長のキム・B・クラーク、管理ビショップリックのジェラルド・コセー、そして扶助協会(ジーン・B・ビンガム姉妹)、若い女性(ボニー・L・オスカーソン)、若い男性(スティーブン・W・オーウェン)などの組織の指導者とともに、今回の就任式に臨んだ。
「預言者の導きと教会の資金援助のおかげで、BYUアイダホ校はより大きく成長しました。BYU-パスウェイ・ワールドワイドを通してわたしたちは祝福され、このアイダホ校は安息の地そして世界を照らす光となりました。このキャンパスで互いに仕え合うときに、わたしたちは同じように祝福を受けることができます。わたしたちが、過去に行われてきたように神の御心にかなう準備を今後も積み重ね、天から引き続き導きを受けるにふさわしくあることで、この大学の生得権を栄えあるものとすることができます」とヘンリー・J・アイリング学長は就任の挨拶を述べた。
ヘンリー・J・アイリングについて
ヘンリー・J・アイリングはユタ州プロボにあるブリガム・ヤング大学で地質学、経営管理学、法学の学位を取得。職歴は、マサチューセッツ州ケンブリッジにあるモニターカンパニーにて経営戦略コンサルタント、BYUプロボ校で経営学修士プログラムのディレクター、BYUアイダホ校でオンライン学習担当教育準副学長、進級担当副学長、そして最近の職は教育担当副学長であった。
アイリング学長とBYUアイダホ校の関係は、現在、教会の大管長会会員のヘンリー・B・アイリング長老がリックス・カレッジ(現在のBYUアイダホ校)の学長をしていた1971年にさかのぼる。
アイリング学長と妻ケリーには5人の子どもがいる。