オーストラリア人歌手のステファニー・ダスは、安息日を尊ぶことが思わぬ形で自分を助けてくれていると語る。
夫でありマネージャーでもあるアミットは「ステファニーの模範に感謝しています。彼女は厳しいルールを決めていて、日曜日にはコンサートをしないのです」と話す。
昨年、NightQuarterと呼ばれる夜間市場兼ライブ音楽会場がゴールド・コーストにオープンした。市場には全域にわたっていくつかの小さなステージがあり、パドックと呼ばれるメインステージもある。
アミットは続ける。「メインステージには通常全国的にあるいは国際的に名の通った大物アーティストが招聘され、小さなステージには地元のミュージシャンが招聘されます。NightQuarterはゴールド・コーストで最も注目されているライブ会場なので、演奏するように頼まれて断る人は誰もいません。もし断ったりしたらたぶん2度と招待されなくなるでしょうから。」
ワードにおいてはユースの指導者でもあるステファニーは言います。「わたしはある日曜日にNightQuarterの小さなステージの一つで演奏するように頼まれましたが、宗教的な理由で日曜日には演奏しないことを伝えて丁重にお断りしました。わたしはもう2度と彼らが連絡してくることはないだろうと思っていましたが、驚いたことに、2週間後に電話をかけてきて、ABBAトリビュートショーで世界的に有名なBjorn Againの前座として、土曜日の夜にメインステージで演奏できるかどうか尋ねてきたのです!」
これは安息日を聖く保つことを選んだからこそ与えられた大きな祝福だとステファニーは考えている。