ネルソン大管長の呼び掛け「イスラエルの集合を助ける大隊に加わる」に応え、エリアプランの目標にある「幕の両側の人々を見つけ,バプテスマに導けるように祈る」を実践するために、2019年の夏、京都ステークの青少年と指導者が札幌神殿を訪問した。
- Sapporo-Kyoto-1.jpg
- Sapporo-Kyoto-2.jpg
- Sapporo-Kyoto-3.jpg
- Sapporo-Kyoto-4.jpg
- Sapporo-Kyoto-5.jpg
- Sapporo-Kyoto-6.jpg
1 / 2 |
青少年は自分たちの先祖や同じステーク内の会員の先祖の名前を儀式のために準備し、死者のためのバプテスマを受けた。また神殿ファイルの方々のバプテスマも受け、幕の向こうにおられる多くの方々の救いに携わる機会となった。バプテスマ会では祭司の兄弟たちがバプテスマの執行者や証人となり、ローレルの若い女性は案内、タオル掛けなどの奉仕を行い、死者のために儀式を受ける喜びに加え、奉仕をする喜びを感じる特別な経験となった。
死者のためのバプテスマ以外の活動として、早朝は厚別川の河原でセミナリー、2日目には有澤兄弟、太田兄弟から札幌神殿ツアーを行って頂き、神殿建築のエピソードや象徴の意味、定礎石の中に入っているものなどを紹介頂いた。また、家族歴史センターにおいて鮫島兄弟、福田姉妹からファミリーツリーのレクチャーを受け、儀式の完了確認や思い出などの追加機能を実習し、両親や先祖の記録の繋がりをも体験。3日目には、札幌伝道本部を訪れ、マクルア伝道部会長のお話や質疑応答を行い、最後に一人一人が伝道部会長夫妻とハグをして頂き、愛と御霊に満たされたひと時を過ごした。その後、厚別ワードに移動し、札幌、札幌西、旭川ステークの青少年(約25名)の皆さんと交流会を実施。中には5時間かけて来て下さった青少年もいて、最初はお互いぎこちなかったが、ゲームや食事を通して最後は別れを惜しむ関係になっていた。
この神殿参入を行うに際して、半年前から青少年の実行委員会が組織され、活動の内容を実行委員会で話し合って決定していった。また、YSAの指導者がアドバイザーとして実行や安全面をサポート。また、多くの方々の助けによりお休みがちだった青少年が活発になり、推薦状を受けられるようになったり、ある姉妹がまだ教会員でない友人を誘って参加して下さり、その友人がお母さんの理解を得て、ファミリーサーチに登録され、ファミリーツリーの実習において両親との思い出機能を体験された。そして、多くの会員の方々が資金援助をしてくださったことで、青少年一人一人が成長と証を得る特別な機会となった。