ニュースリリース

新たな機関誌『For the Strength of Youth—青少年の強さのために』,140か国で末日聖徒の青少年の手に

世界中に暮らす末日聖徒の青少年たち,若人に対象を絞って作られるグローバルな機関誌を閲覧可能に

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“New Era”を読む二人の若い女性。2021年1月以降,青少年対象のグローバルな機関誌,『For the Strength of Youth—青少年の強さのために』がこれに取って代わる(注:ソーシャルディスタンスという対策措置が取られる前に取られた写真である)。© 2020 by Intellectual Reserve, Inc. All rights reserved.
                                                                                           

2021年1月より,末日聖徒イエス・キリスト教会の青少年たちは,青少年向けの新たな機関誌を手にします。以前より高い頻度で,140か国を対象に翻訳と出版が行われる予定です。

英語圏以外の国々に暮らす幅広い青少年(11-18歳対象)が機関誌を定期購読できるようになるのは初めてのことであり,機関誌ではとりわけ青少年向けのメッセージが発信されます。コンテンツとしては,預言者,使徒をはじめとする教会指導者たちのつづったメッセージに加え,世界中の年若い会員による証や経験談が盛り込まれる予定です。

この機関誌の対象読者は青少年であり,若人たちのニーズを念頭に置いたうえで,あらゆる教義や物語,記事が練られ,出版されます。青少年は,自分と同じような10代の若者たちが福音と積極的にかかわる姿,イエス・キリストの教えをもって数々の課題に解決策を見いだす姿を目の当たりにすることができるのです。

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青少年向けの新たな機関誌『For the Strength of Youth—青少年の強さのために』,2021年1月号の表紙© 2020 by Intellectual Reserve, Inc. All rights reserved.
                                                                                                           

英語だけで提供されていた,前身となる“New Era”に比べると,『For the Strength of Youth—青少年の強さのために』の文量はややコンパクトになりますが,ページ数を減らすことで,機関誌を48の言語で印刷することが可能となりました。福音ライブラリーに「福音実践」アプリ,ソーシャルメディア,機関誌のウェブサイトを通じて,さらなるデジタルコンテンツも利用可能となる予定です。世界へさらに羽ばたこうとする教会の方向性を受け,今後はかつてないほど多くの読者たちが,実体験に基づく話を読めるようになります。ジンバブエにフランス,タイといった国々の青少年から投稿を募るのです。

中央若い男性会長会のスティーブン・J・ランド会長は,心を高めるコンテンツをグローバルな規模で提供することが,これまで以上に不可欠な時を迎えていると語っています。

「わたしたちは全世界において,ありとあらゆるこの世的なものにますますさらされるようになっています。その多くは,わたしたちを救い主から,最も重要な物事から,引き離してしまいます。」ランド会長はこう続けます。「自分が何者であるか,どのような約束を交わしたか,それらを思い起こさせてくれるような徳高い事柄を,生活の最前線,中心に据えることがほんとうに求められているのです。教会の青少年一人一人が,毎日毎日,機関誌『For the Strength of Youth—青少年の強さのために』のようなものを手に入れ,家庭で開いて読み,果敢に闘えるように霊感を受けてほしいと願っています。」

キリストに喜びを見いだす

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中央若い男性会長のスティーブン・J・ランド会長© 2020 by Intellectual Reserve, Inc. All rights reserved.
                                                               

『For the Strength of Youth—青少年の強さのために』は,32ページにわたるカラフルな誌面で,「キリストに喜びを見いだす」というキャッチフレーズを現実生活と照らし合わせ,若人たちを教化しようと努めています。

                             

機関誌のキャッチフレーズに関しては熟考と議論が重ねられましたが,青少年の皆さんを霊的に高めたいという希望を込めて,最終的にこのフレーズが選ばれました。青少年がイエス・キリストの福音を通じて学び,成長し,その道中の過程を楽しめるように,お手伝いしたいのです。

ランド会長はこう話しています。「事実,わたしたちの宗教が地上で多くの人々の目に触れている今,サタンはペンキを塗りたくる仕事を非常に上手くこなし,宗教をある種の退屈な重労働のように見せています。わたしたちがこの人生を送ろうとやって来た理由そのものが,前面に押し出されているのです。この機関誌が目指すのは,人生で受ける喜びと幸福,福音に対する忠実さとの間には,確かな関連性があると証明できるようになることです。」

お楽しみに

機関誌『For the Strength of Youth—青少年の強さのために』はグローバルに展開されるため,出身地や時差に縛られることなく,教会のすべての若い会員たちに向けて,一貫したテーマに基づく特別なメッセージが届けられます。ランド会長によると,毎月異なるちょっとしたサプライズが込められているものの,機関誌には読者が定期的に楽しめる,お馴染みのコーナーも設けられるそうです。

教会指導者のメッセージ

中央役員には,現代における様々な問題に立ち向かい,教会の若い会員たちの生活において実践できるような有益な助言をもたらす機会が存分に待ち受けています。各号を通じて立てられるスレッドのテーマに関して,読者は個人的な洞察を得られるはずです。教会指導者の勧告と導きに触れると,青少年は力と導きを受けることができます。自分たちを念頭に特別に作られたコンテンツに心を向ける中で,教会の会長会として働く人々の愛も感じられることでしょう。

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機関誌『For the Strength of Youth—青少年の強さのために』,2021年1月号での特集記事。10代の若人は,自分たちを対象に特別に用意された,様々な教会指導者によるコンテンツを閲覧できるようになる。 © 2020 by Intellectual Reserve, Inc. All rights reserved.
                                                                                               

青少年発信のコンテンツ

機関誌『For the Strength of Youth—青少年の強さのために』で目にするコンテンツの制作には,教会の青少年自身が大きくかかわることになります。世界中に暮らす青少年が,現代の問題や疑問,霊的な荒波に立ち向かう中で個人的に経験したことを分かち合ってくれますから,楽しみにお待ちいただければと思います。

時に重くのしかかる世の煩い事に立ち向かいつつも,青少年たちがキリストに喜びを見いだし,その喜びを分かち合う姿を読んでいただき,そうした教会の年若い会員たちの実体験に基づく話の数々を,自分と結びつけて考えてもらえたらと,ランド会長は胸を躍らせます。

「同じような年齢,段階,環境に置かれた人々の信仰と勇気を目にすると,だれもが力を受け,意欲が湧いてきます。あらゆる人の話に耳を傾けようと努めつつも,自分たちと同じように見て,考える人々,似たような経験をしている人々の話は,いっそう自分にかかわりのあるものと捉えることができます。そうした話や実例であれば,自分とよりよく関連づけて理解することが可能になるのです。」ランド会長はこう語っています。

教えの実践

機関誌は,その誌面に目を通す人々の証を強める助けとなるものですが,教会の青少年がそれぞれの住む地で周りにいる人々をどれほど強めているか,その例を伝える内容ともなっています。

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『For the Strength of Youth—青少年の強さのために』は,『わたしに従ってきなさい』に基づく教会サポート,家庭中心の教えに沿ったコンテンツをさらに提供してくれる© 2020 by Intellectual Reserve, Inc. All rights reserved.
                                                                                       

ランド会長は言います。「ネルソン大管長は主の大隊に加わるよう青少年を招きましたが,それは必ずしも,人々を救い出そうと異国の地に行進していくことではなく,互いに手を差し伸べ合うことも指しています。兵士として最初の仕事は,同国人,ひいては同志の兵士たちを守ることなのです。この機関誌は,互いに心を向けられるようわたしたちを助けてくれるものです。自分の家庭にあって,また家族や定員会,クラスにあって,天の御父に仕える機会を教えてくれるのです。」

『わたしに従ってきなさい』

1月より,『わたしに従ってきなさい』で学んでいる事柄に沿った記事や話が掲載されますので,楽しみにしていただければと思います。教会サポート,家庭中心の教えに従えるよう読者の皆さんを励ますコンテンツだけでなく,各テーマを日々の生活でどのように実践できるかが分かるような内容も盛り込まれる予定です。

デジタルコンテンツ

     

青少年の皆さんには,オンラインで閲覧可能な内容についてもご期待いただければと思います。デジタル記事では,各号のメッセージを強化するような話や視点をお届けする予定です。デジタルコンテンツの閲覧にご興味のある方は,福音ライブラリーアプリ,もしくはChurchofJesusChrist.orgのオンライン上でご確認ください。

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タブレットで福音を研究する若い男性© 2020 by Intellectual Reserve, Inc. All rights reserved.
                                            

                           

そのほか,青少年向けのコンテンツは,教会の青少年向けInstagramチャンネル,@StriveToBe(こころざす)および福音ライブラリーアプリで御覧いただけます。

「青少年を対象とするこの機関誌には,御霊に近くある要素が詰まっています。これにより,若人たちの心に喜びをもたらす永遠の教義が根づくよう願い,待ちきれない思いです。」ランド会長はこのように語っています。「機関誌『For the Strength of Youth—青少年の強さのために』は,これまでお届けしてきたものと同じく,心を高める内容を盛り込んでいますが,いっそうの磨きがかけられています。以前にも増して多くの地に住む,より大勢の青少年が読めるようになっていますし,福音に従った生活が幸せをもたらしてくれることを示すべく,より方向性と焦点が明確になった内容となる予定です。」

『For the Strength of Youth—青少年の強さのために』の定期購読

新たな機関誌『For the Strength of Youth—青少年の強さのために』を定期購読するには,store.ChurchofJesusChrist.orgにアクセスしてください。

2021年から新しくなる教会機関誌

書式ガイドの注釈:末日聖徒イエス・キリスト教会に関する記事で,教会の名称を最初に引用する際には,正式名称を使うようお願いいたします。教会の名称の引用に関する詳しい情報は,こちらへ: 書式ガイド書式ガイド.