今年、ヴァヴァウにあるサイネハ高校の農業科のフォーム4、6、7の生徒がトマトを植えて収穫。その収穫物のほとんどをプリンスウェリントング病院に寄付した。
サイネハ高校は末日聖徒イエス・キリスト教会が運営する学校である。
フォーム4の農業科の生徒はトマトの苗床準備と移植の実習を終了した。実習では土作りと管理に関する技術を訓練し上達した。
フォーム6と7の農業クラスでは、より年齢の低い生徒を対象にトマトの苗200を近くの農地に移植する方法を学習した。
学年の3学期中、トマトは育ち、花を咲かせ、後に実がなった。
フォーム7の農業クラスではトマトの管理と収穫について学んだ。生徒はトマトの箱詰めと病院への配達を行った。
病院の医師、看護師、患者は大きな箱数個に詰められた立派なトマトを受け取り、生徒に感謝を伝えた。看護師の1人は「患者さんのためだけでなく、病院職員もトマトを家に持ち帰り、料理に使い家族と共に楽しむことができました」と述べた。
フォーム7の生徒は病院の患者と交流するうちに、患者を思う気持ちが強まってきた。1人の生徒は「トマトの栽培に費やした労働と努力は、グ病院にトマトを寄付できて報われました」と語った。
サイネハ高校はこのプロジェクトを将来的にも続ける予定である。毎年、農業科の生徒はトマトを育て、収穫したものをグ病院に寄付する。