末日聖徒イエス・キリスト教会の大管長会と十二使徒定員会は、2020年3月11日水曜日(米国山岳部標準時間)に以下の内容の声明を全世界の教会員に向けて発表した。教会幹部は2020年4月の総大会の開催形式に関して大々的な変更が加えられることについて述べた。(本日出された大管長会からの2つの声明「2か所の宣教師訓練センターの活動に関して」、「大規模な会員の集会に関する制約について」も併せて教会ニュースルームにて参照できる。)
2020年3月11日
件名:2020年4月総大会
拝啓,
わたしたちは,COVID-19によって引き起こされる病気の世界的蔓延について深く憂慮しています。そこで世界各地の政府,宗務,医療の指導者と協議し,祈りをもって現在の状況について考慮しました。わたしたちはよきグローバル市民でありたいと望み,この感染性疾患を抑制するためにできることを行いたいと思います。休むことなく働いてこの健康上の危機に対処している多くの人々に心から感謝しています。その方々のために,またこの状況により苦しんでいる可能性のあるすべての人のために祈っています。
この問題に対処するために,来る2020年4月の総大会の出席者を制限することが賢明であると感じています。カンファレンスセンターで大会の5部会すべてを開催する計画ですが,出席するのは中央幹部と中央役員ならびにその伴侶,音楽関係者,聖歌隊,技術者,そのほか割り当てを受けた人々のみです。大会の模様は,テクノロジーを通した全世界への配信に限ります。一般の方は,ソルトレーク・シティーのカンファレンスセンターに入場することはできません。また,感染が心配される地域のステークセンターや集会所にも集うことはできません。そのほか大勢の教会員の集まりに関する質問については,別の通知でお答えします。
わたしたちはすばらしい時代に生きています。世界のあらゆる場所で大会に参加して教会指導者からメッセージを受けられるように,主はテクノロジーと能力を与えてくださいました。この特別な大会は,最初の示現とこの末日におけるイエス・キリストの福音の回復の200周年を祝うものとなるでしょう。
この大会のために引き続き備えるようにすべての方にお勧めします。そうするときに,わたしたちは祝福されて主の言葉を聞き,総大会への参加が記憶に残るだけでなく,忘れられない経験となるでしょう。
敬具
大管長会および十二使徒定員会