8月3日、末日聖徒イエス・キリスト教会(モルモン)の十二使徒定員会メンバーであるM・ラッセル・バラード長老がイギリス・ランカシャー州コーリーで行われたヴィクトリア朝の祝賀に出席した。
ブリティッシュパジェントは2013年に初めて開催されたが、今年の夏、イギリスとアイルランドにおけるモルモンの信仰の歴史を物語るミュージカルが地元イギリスのコーリーで開催されることになった。数千人からなる役者とスタッフらは、準備とリハーサルに数カ月を費やしてきた。
8月3日の公演中、パジェントに出演する役者および聴衆はM・ラッセル・バラード長老の特別な訪問を受けた。今回のパジェントは1800年代に宣教師としてイギリスに渡った初期の使徒たちの物語であることから、バラード長老の訪問は特に有意義なものとなった。
バラード長老の先祖はイギリス諸島の出身であり、長老自身が1948~1950年に若い宣教師としてイギリスで奉仕したことから、イギリスと周辺諸国には強いつながりがある。
「この地に来ると里帰りした気分になります。わたしはイギリスとその国民を愛しています」とバラード長老は述べた。
バラード長老はブリティッシュパジェント2017を、モルモンが持つ音楽に対する強い信仰の遺産の継続であるという。「平原を馬車と手車で横断する苦しい旅の途中にあっても、開拓者らは歌い踊ることによって自らを鼓舞し、音楽と歌そして仲間との交流から得る力に喜びを感じていました」とバラード長老は述べた。
- _VIS3301
- Elder-Ballard,-Stephen-Kerr
- _PVS2058
- Rabbi,-Mayor,-Peter
- Ballard-Smiling-2
- Dan-Jones
- Piper2
- Turleys
- Cannon-Family
- Truth-Will-Prevail
- Robin-Dick.
- Cast-at-Devotional
- Maypole
- Fun-at-the-Country-Fair
- Ashton-Family
- Sister-Missionaries
1 / 2 |
バラード長老は他の教会指導者とともに今回の訪問を行ったが、その指導者らの多くはイギリス出身である。七十人会長会の一員であるパトリック・キアロン長老はカンバーランド出身で、イギリス諸島でのモルモンの信仰の歴史に対して敬意を表すことが重要であると感じている。初期のイギリス人モルモンの移住が今日、彼らの子孫の心に受け継がれている。
「彼らは自国を出て、アメリカのオハイオ州にカートランド神殿、イリノイ州にノーブー神殿をはじめ神殿を建設しました。預言者ジョセフ・スミスのもとで福音の回復と教会の基礎作りに加え、さらになすべきことがあることを理解し、そのために力を尽くさなければならないことを知っていました。彼らのおかげで今日、教会が神殿を建設する民となり、彼らの子孫が世界に建てられた150以上もの神殿を目にし、今後も増し加えられる神殿を目にすることができるようになったのです」とキアロン長老は述べた。
ブリティッシュパジェントは2017年8月12日まで開催され、入場は無料。
詳細はldsbritishpageant.co.ukを参照。