末日聖徒イエス・キリスト教会は,新型コロナウイルス感染症(COVID-19)パンデミックによる神殿閉鎖後14ヶ月以上にわたり,神殿の再開と運営上の変更についての最新情報を毎週発表してきました。教会は2020年3月下旬に,COVID-19パンデミックのため全世界の168の神殿すべてを完全に閉鎖した後, 2020年5月に,4段階から成る慎重な計画の下,神殿の再開と活動を進め始めました。
今月現在,稼働中の神殿はすべて再開され,80%以上の神殿が第3段階(フェーズ3)にあり,すべての生者の儀式と身代わりの儀式を提供するように指定されています。
下図は,8月10日現在におけるアジア地域,アジア北地域,フィリピン地域でのフェーズの現状と予測を示したものです。
2021年8月10日現在,教会のアジア地域,アジア北地域,フィリピン地域の神殿状況。グラフィック:Aaron Thorup,提供:Church News. ©Copyright 2021 Deseret News Publishing Company.
- フェーズ3:日本福岡神殿,日本札幌神殿,フィリピン・セブシティー神殿
- フェーズ3(停止):台湾台北神殿
- フェーズ2-B:フィリピン・マニラ神殿
- フェーズ2:韓国ソウル神殿
- フェーズ指定のない地区:中国香港神殿,日本東京神殿
最初の4つのフェーズにある神殿は,限定的に稼働しています。その地域の状況や政府の規制に応じて,神殿ワーカーや参入者に対し,マスク,一度に神殿に入る参入者人数の制限,神殿内のスタッフ人数の制限,神殿儀式後の消毒,ソーシャル・ディスタンス(対人距離)を置くことや座席の配置,入り口での体温チェックをはじめとする予防措置が講じられます。
以下に,神殿再開の各フェーズについて簡単にまとめました。
- フェーズ1 –生者の夫婦の結び固め(予約制)
- フェーズ2 –生者の儀式すべて(予約制)
- フェーズ2B –生者の儀式すべてと身代わりのバプテスマ(予約制)
- フェーズ3 –生者の儀式すべてと限定された身代わりの儀式(予約制)
- フェーズ4 –すべて通常の稼働(予約制)
8月10日現在における全世界の神殿の状況については,こちらをご覧ください(英語版のみ)。