ニュースリリース

東京神殿の奉献の祈り

ヘンリー・B・アイリング管長は、2022年7月3日、東京神殿を再奉献した。

2022年7月3日(日),東京にある日本東京神殿の再奉献式の前に,神殿の敷地を眺める末日聖徒イエス・キリスト教会大管長第二顧問のヘンリー・B・アイリング管長と十二使徒定員会のゲーリー・E・スティーブンソン長老。写真提供:ジェフリー・D・オールレッド,Deseret News

2022年7月3日(日)大管長会第二顧問のヘンリー・B・アイリング管長は、東京神殿を再奉献されました。以下はその奉献の祈りの日本語翻訳です。

わたしたちの天のお父様,わたしたちは天と地と万物を創造されたあなたをたたえ,あがめます。 わたしたちは,あなたの愛する御子,救い主イエス・キリストの御名により,この聖なる日本東京神殿をわたしたちの生ける神であられるあなたに再奉献するために御前に集いました。

わたしたちは,あなたが,愛する独り子をわたしたちの救い主,贖い主,また模範として,この地に遣わしてくださったことに感謝します。 御子のおかげで,家族と一緒にあなたのみもとに戻るわたしたちの旅が可能になり,わたしたちは先祖や子孫とともに,幸福と光の中で永遠に生活できるようになりました。

わたしたちは,あなたの教会が聖なる神権の鍵と力とともに,また世界中の神の聖なる神殿で授けられている儀式と祝福とともに,回復されたことに感謝します。

わたしたちは,日本東京神殿のこの美しい改築と改装を実現した何百人もの熟練した有能な設計士やデザイナー,職工,作業員に感謝します。

わたしたちは,この建物の構造,壁,天井,床,窓,照明,物理的なシステム,そして聖なる儀式を執行するために使われるすべての物品を祝福してくださるように,祈ります。

お父様,この改築で加えられたあらゆる装飾や美術品,見事な造りがその美しさを保つように祝福してください。 また,この神殿の敷地が安らぎの地として保たれるように祝福し,聖別してください。

この神殿に危害を及ぼす恐れのあるものからお守りください。 末日に預言されている大変動からこの神殿を保護してください。

わたしたちは今,あなたの祝福がこの民のうえにあるように祈ります。また,救い主のもとに来て神の御前に戻る唯一の道を選ぶよう,あなたの子供たちを招く忠実な宣教師たちのうえにあなたの祝福があるように祈ります。 日本とアジア全体の宣教師たちが導かれ,聖なる神権の儀式を通して交わされる,あなたとの聖約を通してのみもたらされる幸福を求めている人たちを見つけることができますように,深い信仰をもって願い求めます。

天のお父様,これから先の試練の時において,末日聖徒の若人を祝福し,彼らの信仰を強めてください。 永遠の命に至る細くて狭い道の中で彼らを導いてください。 彼らの心に,神の神殿で永遠に結婚する願いを湧きたたせてください。 その偉大な祝福にふさわしくあるという希望と決意を彼らに与えてください。

お父様,この神殿に参入するあなたの教会の会員を祝福してください。彼らが出会うすべての人にイエス・キリストの福音を分かち合いたいという望みを持つことができるように祝福してください。 また,バプテスマを受けたときの約束を守るという決意を与えてください。それはすなわち,「神に贖われ,第一の復活の朝にあずかる人々とともに数えられて永遠の命を得られるように,いつでも,どのようなことについても,どのような所にいても,死に至るまでも神の証人になること」( モーサヤ18:9 )です。

この神殿で奉仕するすべての人が,これが神の聖なる宮であるという確かな証を育むことができるように,祝福を願い求めます。 主が導きと繁栄を与えてくださるという確信を彼らに与えてください。 神殿会長とその顧問,神殿メイトロンとその補佐に,知恵と識別の賜物を授けてください。 しかし,何にもまして,この聖なる場所を訪れるすべての人に対する慈愛,キリストの純粋な愛があるよう彼らを祝福してください。

イエス・キリストを信じる信仰に確固として立つことができる民となれるように,わたしたちを強めてください。 主をいつも覚える聖約を守ることができるように,わたしたちをお助けください。

エリヤの霊が授けられるように願い求めます。 わたしたちはそれに応えて,亡くなった愛する先祖の名前を神殿に持参し,永遠の命と昇栄の機会を彼らに提供することを約束します。

神の聖なる神権の権能により,わたしたちはこの建物と付随するすべてのものを,祈りの家,礼拝の家,永遠の聖約の場所として,あなたに再奉献します。 あなたの栄光がこのうえにとどまりますよう,わたしたちの贖い主,イエス・キリストの聖なる御名により祈ります,アーメン。

書式ガイドの注釈:末日聖徒イエス・キリスト教会に関する記事で,教会の名称を最初に引用する際には,正式名称を使うようお願いいたします。教会の名称の引用に関する詳しい情報は,こちらへ: 書式ガイド書式ガイド.