ニュースリリース

3つの神殿会長会、神殿参入を勧める

定期的な神殿参入が末日聖徒を強める

末日聖徒は日常生活の一部として神殿参入を行ってきた。来年、日本では東京、福岡、札幌、沖縄と4つの神殿で儀式執行ができるようになる。アジア太平洋地域では、日本以外で4つの神殿を有する国はフィリピンだけである。東京神殿、福岡神殿、札幌神殿の神殿会長とメイトロンが、神殿参入から来る特別な祝福について思いを分かち合った。

東京神殿の青木秀樹会長 と青木節子姉妹

第3段階における儀式執行の状況を尋ねられた神殿会長とメイトロン全員が、神殿は忙しく、セッションへの参加者は多く、すべての神殿ワーカーや参入者は感染予防に関するガイドラインに従っていると話す。福岡神殿の青葉太一神殿会長と青葉睦美姉妹は、第3段階にある福岡神殿に参入者は「熱心に」参入していると話した。東京神殿の青木秀樹神殿会長と青木節子姉妹は、「神殿に来られたら、体温を測り、手を消毒し、マスクを付けてくださるようにとお願いしています」と述べた。

日本では現在、コロナ感染者が増加しているが、すべての神殿で神殿ワーカーと参入者のリスクを最小限にする努力として、個人で注意すると同時に、厳重な消毒が行われている。札幌神殿の恩田会長と姉妹は「札幌神殿は第3段階にありますが、もうすぐ第4段階に入るかもしれません」と述べた。コロナによるパンデミックの中でも、すべての神殿指導者らは儀式執行の継続は可能であると考えている。

自分たちが受けている召しについてよかったと思う点を尋ねられて、青木神殿会長と姉妹は「神殿に参入し奉仕する兄弟姉妹の喜びに溢れた笑顔を見ることができることです」と答えた。恩田神殿会長と姉妹は、「神殿に戻ってきた兄弟姉妹が喜びの涙を流すのを目にできたことがよかったです。神殿は平安と慰めをもたらす場所であるのが素晴らしいと思います。遠方から神殿に頻繁に参入するある家族について、福岡神殿の青葉太一神殿会長と睦美姉妹は、「儀式中にお互いに笑顔で顔を見合わせる家族を見て、先祖のための救いの業を行えたことがこの家族にとってどれほどの喜びであるかを見ることができました」と分かち合った。また青木神殿会長夫妻は、自分の家族を鼓舞したある男の子についても話した。「この子どもは、『おじいちゃん、あと2年で僕はバプテスマを受けるから、おじいちゃんも一緒にね。僕はおじいちゃんと永遠に一緒にいたいんだ。』と話していました。するとこのおじいちゃんはバプテスマを受け、『孫の言葉が最も強く心を打ちました。家族は永遠であるという原則は、常に真実です』と話してくれました。孫に言われたその日から、このおじいちゃんは準備を始め、孫と同じ日にバプテスマを受けました。彼の妻の33年来の願いがかなったのです。」

札幌神殿の恩田 豊会長 と恩田典子姉妹

神殿参入者数を増やすことに関して意見を求めたところ、3人の神殿会長と彼らのメイトロンたちは霊感を受けたアドバイスを提供した。青木神殿会長と姉妹は「神殿で経験した証を…若い友人たちと分かち合うことで、証した人もその証を聞いた人も、神殿は主の宮であるということを知ることができます」と話した。また彼らは、怠けないで主に「目を向け」るようにと戒めるアルマ37章36~46節を引用した。

恩田会長と姉妹は以下のように提案した:

  • YSA会員はYSAカンファレンス中に神殿で身代わりのバプテスマやエンダウメントを受けられるように計画することも可能。
  • 大管長会と総大会のメッセージを注意深く研究することで、参入者は神殿参入の重要性が理解できるようになる。
  • 聖餐会のお話の中で神殿でのよい経験を分かち合う。
  • ミニスタリングブラザー・シスターが担当先の兄弟姉妹たちとともに神殿参入の計画を立てる。
  • ミューチュアル・ナイトの活動としてユースの神殿訪問をスケジュールに入れる。
福岡神殿の青葉太一神殿会長と青葉睦美姉妹

青葉神殿会長と姉妹は、神殿のオーディナンスワーカーに週1回、モチベーションを上げる内容の手紙を送っている。その内容は分かち合うことのできるもので、神殿参入を勧めるものである。以下の内容は手紙に書かれた話の一例である。

「先月、ある兄弟が初めて神殿に参入しました。18歳の時にバプテスマを受けた彼は、現在82歳です。教会員としての64年間のうち50年は教会から離れて生活していましたが、多くの人の助けにより、信仰生活に戻り、大阪からビショップとともに神殿に来ました。2日間にわたり、彼は神殿で自身のエンダウメントをはじめ、両親のバプテスマ、両親とその子どもたちの結び固めなど多くの儀式を受けました。そして、喜びに満ち溢れた状態で帰途につきました。

この兄弟の話を聞いたとき、どのようにして彼が再活発化されたのかに興味を持ちました。そこには長い歴史がありましたが、特にわたしが興味を持ったのは、この兄弟の妻の家庭訪問教師であった彼の姉(妹)の1人が数十年にわたり彼の妻に毎月ハガキを送っていたということです。彼の妻よりも彼自身がそのハガキによって感銘を受けており、時々そのハガキに返事を書くようになったおかげで、宣教師とワード会員との交流が始まりました。ハガキを送り続けていた姉妹は現在94歳だそうですが、彼女は90歳まで欠かすことなく毎月1回東京神殿に参入していました。何という偉大な継続の力でしょうか。この姉妹のミニスタリングをサポートしたのは、神殿から来る力のおかげではないでしょうか?わたしはこの奇跡の裏に、神殿の存在があったと確信しています。

福岡神殿は計画改修のために2022年8月1日から4カ月間閉鎖され、2022年12月1日に再開する。福岡神殿地区の信仰深い会員たちは、神殿での儀式執行が再開することを心待ちにすることであろう。日本の末日聖徒すべてにとっての望みは、4つの神殿が完全な形で儀式執行を行える日がすぐに訪れ、主の神聖な御業が遅れることなく継続されるようにというものであろう。

書式ガイドの注釈:末日聖徒イエス・キリスト教会に関する記事で,教会の名称を最初に引用する際には,正式名称を使うようお願いいたします。教会の名称の引用に関する詳しい情報は,こちらへ: 書式ガイド書式ガイド.