2024年11月9日(土)、高崎勤労青少年ホームには、笑い声が飛び交い、バスケットボールが跳ねる音が響き渡った。この日、高崎と前橋の末日聖徒イエス・キリスト教会の会員、宣教師、そして友人たちが集い、スポーツと親睦を楽しむ午後のひとときを過ごし友情を育んだ。
毎月第2土曜日に開催されるこの活動は、参加者にとってスポーツ以上の価値を持つイベントである。日本、フィリピン、中国、アメリカ、ペルー、バングラデシュ、ネパールなど、多様な文化的背景を持つ若者たちが集まるこのイベントは、国際色豊かなものである。バスケットボールとバレーボールが行われる体育館は活気に満ち、参加者たちはハイタッチや励ましの言葉を交わしながら、楽しい時間を過ごす。
この活動の目的は、スポーツを楽しむだけではなく、意義深い関係を築き、誰もが歓迎される空間を提供することにある。主催者の一人は「このイベントは、ゲームを楽しむだけではなく、人々の絆を深める場です。異なる国や文化の人々が一つになれる姿を見ると、本当に感動します」と話す。
参加者の中には、こうしたスポーツ活動を通じて教会に興味を持つようになった人もいる。そして、その中の数名は、安息日の集会に参加するだけでなく、バプテスマを受けるという重要な一歩を踏み出した。
ある参加者は「最初はスポーツを楽しむために来ましたが、今はここでできた友達と会うのが楽しくて、イベントに参加しています。ここは私にとって居心地の良い場所です」と話した。
午後が終わりに近づく頃、参加者たちは笑顔と達成感に包まれて体育館を後にした。楽しいスポーツで汗を流しながら、参加者はお互いの絆をさらに深めることができた。
この月例イベントは、スポーツが身体を健康にするだけでなく、人々の心を高め、文化の壁を越えて絆を築く力があることを証明している。
イベント主催者は、この楽しい活動に興味がある地域の人々に参加を呼び掛けている。土曜日の午後に、素晴らしい仲間とともにボールゲームを楽しむ以上に有意義な時間の使い方はないという。