ニュースリリース

信仰、啓示、霊的な更新について語る、イエス・キリストの使徒

2025-ASN-05---Tokyo-Devotional-21.jpg
2025-ASN-05---Tokyo-Devotional-21.jpg
末日聖徒イエス・キリスト教会の十二使徒定員会のデール・G・レンランド長老が、2025年5月23日に日本・東京で行われたディボーショナルで話しました。2025 by Intellectual Reserve, Inc. All rights reserved.
Download Photo

十二使徒定員会のデール・G・レンランド長老と妻のルース・L・レンランド姉妹は、2025年5月19日に仙台を、5月23日に東京を訪れました。これは日本に住む末日聖徒イエス・キリスト教会の会員とその友人にとって、霊を高める機会となりました。一人一人へ向けた、教義的に豊かな、愛にあふれた二人の話は、イエス・キリストの癒しの力と、個人の啓示の重要性、福音に従って生きることの喜びが中心に据えられていました。

2025-ASN-05---Sendai-FHE-MTG--25.jpg
2025-ASN-05---Sendai-FHE-MTG--25.jpg
末日聖徒イエス・キリスト教会の十二使徒定員会のデール・G・レンランド長老と妻のルース・L・レンランド姉妹が、2025年5月19日(月)に日本・仙台で行われた「家庭の夕べ」で話しました。2025 by Intellectual Reserve, Inc. All rights reserved.
Download Photo

忠実であり続けるようにとの招き

レンランド長老姉妹は、聖約に従順であることと、啓示に応じることの大切さを強調しました。二人は、教会の会員にとって、福音に従った生活の土台は「最初の示現」と、預言者ジョセフ・スミスを通して回復された真理に根ざしている、と述べました。また、わたしたちの日々の選択、例えば教会に出席する、「知恵の言葉」を守る、伴侶に忠実である、などの選択は、啓示により明らかにされた真理を土台としており、霊的な力をもたらす、と教えました。

仙台での心温まるひと時の中で、レンランド長老は11-12歳の子供を壇上に呼び、両親とともにモルモン書を読み、モルモン書について祈るよう招きました。また、レンランド長老が彼らと同じ年齢のときに、モルモン書が神の言葉だという自分の証をどのように得たかを話しました。レンランド姉妹も、モルモン書が真実かどうか祈ると、「あなたはすでに知っています」という静かな確認を感じたという、青少年時代の自身の経験を付け加えました。二人は、若者は、誠心誠意真理を求めるときに、啓示を受け、忠実であり続けることができることを強調しました。 

2025-ASN-05---Tokyo-Devotional-19.jpg
2025-ASN-05---Tokyo-Devotional-19.jpg
2025年5月23日に日本・東京で行われたディボーショナルで話しをする、末日聖徒イエス・キリスト教会の十二使徒定員会のデール・G・レンランド長老。2025 by Intellectual Reserve, Inc. All rights reserved.
Download Photo

使徒の証と、霊的な変化の力

レンランド長老は、心臓移植の専門医としての経験を引き合いに出して、力強いたとえ話をしました。機能の低下している心臓を健康な心臓と取り替えることができるように、わたしたちの霊的な心も、イエス・キリストの贖罪を通して新たにすることができます。わたしたちは,神聖な可能性をもつ神の子です。しかし、過ちを犯すと、「霊的な心不全」に陥り、自分だけの努力では治らない状態になってしまうことがあります。わたしたちはだれかの助けなしに、永遠の祝福を享受することはできません。しかし、神はこのように約束されています。「わたしは新しい心をあなたがたに与え〔る〕。」(エゼキエル36:26-28参照)

神はわたしたち一人一人に霊的な心臓移植をし、「わたしたちが悪を行う性癖をもう二度と持つことなく、絶えず善を行う望みを持つように、わたしたちの中に、すなわちわたしたちの心の中に大きな変化」を生じさせたいと思っておられる、とレンランド長老は教えました。(モーサヤ5:2参照)さらにレンランド長老は、この変化は救い主の贖罪を通してのみ可能であると強調しました。

レンランド長老は、移植された心臓に対する体の拒絶反応になぞらえて、霊的な決意が薄れてしまう、生まれながらの人の性質について警告しました。移植された心臓を守るのに免疫抑制剤が必要なのと同様に、祈りや悔い改め、聖餐を取ること、神殿での礼拝などの霊的な行いは、健全な霊的生活を維持するのに欠かせません。このような行いにより、霊性さを保ち、救い主とつながっていることができる、とレンランド長老は言いました。「わたしは、イエス・キリストが生きておられることを心から知っています。イエス・キリストのおかげで,わたしたちは新しい心をもつことができます。主は人を癒すことが大好きな御方です。主は偉大な医者であられます」と、レンランド長老は証しました。

2025-ASN-05---Tokyo-Devotional-35.jpg
2025-ASN-05---Tokyo-Devotional-35.jpg
2025年5月23日に日本・東京で行われたディボーショナルで話しをするルース・L・レンランド姉妹。2025 by Intellectual Reserve, Inc. All rights reserved.
Download Photo

福音を学び、実践し、愛する

レンランド姉妹は、「わたしに従ってきなさい」という救い主の招きは、それぞれの人に対する、愛に満ちた招きだと説明しました。また、この招きは、単なる一般的な福音のスローガンではなく、日々救い主とともに歩み、主を信頼し、生活のあらゆる面において主の模範に従うようにという、神聖な招きだと強調しました。

レンランド姉妹は、霊的に成長するには、積極的な参加と自身の努力が欠かせないと強調しました。また、高校時代の経験についても話しました。レンランド姉妹は、先生が問題を解くのをながめるだけで自分で演習をしなかったために微積分で苦労し、やがてクラスについていけなくなってクラスをやめてしまいました。レンランド姉妹はこの経験を霊的な学習にたとえました。「何かを知るには、何かをしなければなりません。」

また、姉妹が学生時代にフランス語を学んでから数十年たったころに、夫婦でフランス語を話すアフリカの国で奉仕するよう召され、フランス語を学び直した経験についても話しました。最初、覚えていた言葉は「クロワッサン」だけでしたが、勤勉な学習と言語アプリ、家庭教師のおかげで、流ちょうに話せるようになりました。同じように、信仰も福音の知識も、聖文学習や祈り、従順を通して定期的に実践し更新しなければならない、とレンランド姉妹は話しました。

エスプリン長老姉妹とマキューン長老姉妹からの励ましと教え

アジア北地域会長会第一顧問のJ・キモ・エスプリン長老と妻のケイ・エスプリン姉妹は仙台で開催された「家庭の夕べ」で話し、アジア北地域会長のジョン・A・マキューン長老と妻のデボラ・E・マキューン姉妹は東京で開催されたディボーショナルで話をしました。

2025-ASN-05---Sendai-FHE-MTG--42.jpg
2025-ASN-05---Sendai-FHE-MTG--42.jpg
2025年5月19日(月)に日本・仙台で行われた「家庭の夕べ」で話しをする、アジア北地域会長会第一顧問のJ・キモ・エスプリン長老。2025 by Intellectual Reserve, Inc. All rights reserved.
Download Photo

エスプリン長老は、色素の製造にまつわる仕事の経験を用いて、「清さを通して得られる自信」について話し、霊的な清さを手に入れることの難しさと大切さを説明しました。教義と聖約121:45を引用して、思いを徳で飾るときに、神の御前における自信が増すことを強調しました。

2025-ASN-05---Sendai-FHE-MTG--46.jpg
2025-ASN-05---Sendai-FHE-MTG--46.jpg
2025年5月19日(月)に日本・仙台で行われた「家庭の夕べ」で話しをするケイ・エスプリン姉妹。2025 by Intellectual Reserve, Inc. All rights reserved.
Download Photo

エスプリン姉妹は、どのように家族で家庭の夕べを有意義なものとしたか、夫婦としてどのように祈ったかについて話しました。エスプリン長老が出張で留守のときには、電話で祈ることもありました。エスプリン姉妹は福音を中心とした家庭における一貫性と愛の大切さを強調しました。

2025-ASN-05---Tokyo-Devotional-38.jpg
2025-ASN-05---Tokyo-Devotional-38.jpg
2025年5月23日に日本・東京で行われたディボーショナルで話しをする、アジア北地域会長のジョン・A・マキューン長老。2025 by Intellectual Reserve, Inc. All rights reserved.
Download Photo

マキューン長老は、特に若い世代を含む、日本における教会の発展に対する喜びを伝えました。教会3世、4世が出てきて、日本人宣教師の数が増えていることを取り上げました。マキューン長老は、正直や高潔さ、勤勉さなどの日本の文化的な価値観を称賛する一方、霊的な優先事項と、勉強の負担、社会的な圧力とのバランスを図るうえで青少年が直面している課題があることにも言及しました。青少年と成人に、頻繁に祈り、生活する上で課題に直面したときには霊感を求めるよう勧め、「神様に……求めると、神様は喜ばれます」と証しました。マキューン長老は、霊的な栄養を取るという目的意識をもって計画するよう、各家族に勧めました。

2025-ASN-05---Tokyo-Devotional-39.jpg
2025-ASN-05---Tokyo-Devotional-39.jpg
2025年5月23日に日本・東京で行われたディボーショナルで話しをするデボラ・E・マキューン姉妹。2025 by Intellectual Reserve, Inc. All rights reserved.
Download Photo

マキューン姉妹は、若いころに受けた、その後の人生を変えた二つの招きに対する感謝を述べました。一つは、セミナリーに出席するよう招いてくれた友人に対するものであり、もう一つは、モルモン書を読んでそれが真実かどうか神に尋ねるようにと勧めてくれたセミナリーの教師に対するものです。その経験を通して、マキューン姉妹は、神から愛されていること、モルモン書が神の言葉であること、末日聖徒イエス・キリスト教会は真実であることを自分で知るようになりました。

さらに弟子としての務めを果たすようにという、一致した勧め

仙台でも東京でも、集会の参加者たちは忠実さを保ち、個人の啓示を求め、イエス・キリストとの関係を強めるよう鼓舞されました。
 

5月19日(月) 仙台ステーク上杉ワードで行われたFHE(家庭の夕べ)の様子

5月23日(金) 東京神殿別館で行われた特別ディボーショナルの様子

書式ガイドの注釈:末日聖徒イエス・キリスト教会に関する記事で,教会の名称を最初に引用する際には,正式名称を使うようお願いいたします。教会の名称の引用に関する詳しい情報は,こちらへ: 書式ガイド書式ガイド.