ニュースリリース

「憂いは喜びに変わるであろう(ヨハネ16:20)」

世界中から選ばれたタバナクル合唱団と共演する10人の歌手の中に一人の日本人ボーカリスト

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音楽を専攻する大学生でありコンサート合唱団のメンバーであったハービー・金子・ひかりがBYUハワイ校の卒業を間近に控えていたとき、合唱団は日本でのコンサートツアーを計画していた。ひかりは、そのツアーに参加することを強く希望していた。彼女の祖父母は北海道出身で、教会員ではなかったものの、教会が運営する大学の合唱団で彼女が歌うのを目にする機会となるはずだった。しかし彼女は、自分が持っていた「母になる」というもう一つの夢を優先した。彼女の息子リアム(現在7歳)の出産予定日が日本へのコンサートツアーと時期が重なったのである。リアムの誕生とひかりの卒業は共に喜ばしい出来事であったが、日本ツアーで歌いたいという思いが非常に強かったため、合唱団の日本公演中、彼女の悲しみは否定できないものであった。

しかし、ひかりが祖父母のために歌う別の機会が与えられた。テンプルスクウェア・タバナクル合唱団が10月の総大会で歌う際に共演する世界中から選ばれた10人の歌手の一人として、大学時代のルームメイトだった彼女の友人が今年2月にひかりを推薦したのである。期待はしていなかったものの、ひかりは審査に必要とされる歌の録音を準備して提出し、結果を待った。6月になり、Zoomによる2度目のオーディションに招かれた。不安を抱えながらも彼女は、歌が短く、またキリストを証する歌であることを理由に「贖いの主」を選んで歌った。歌っている間、不安はなく、平安な気持ちを感じていた。

7月になると、ひかりにメールでメッセージが届いた。そこには「合唱団長マイケル・O・リービットが話したがっている」とあった。Zoomで行われた1対1の面接は短く「合格です!」と伝えられた。彼女は驚くと共にとても喜んだ。「このような機会がいただけて本当に感謝しています。以前、合唱団のコンサートツアーに参加できなかったことで悲しい思いをしましたが、今回、天父がこのような素晴らしい祝福をプレゼントしてくださいました」と、彼女は涙ながらに喜びを分かち合った。

9月15日、ひかりと夫のマットは、2人の息子(リアムとノーラン[3歳])と共に日本を立ち、ソルトレーク・シティーに向かった。彼女と世界中から選ばれたその他の歌手はタバナクル合唱団に温かく迎えられ、2日間の総大会中に披露する17曲の練習がすぐに始まった。

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