ニュースリリース

フードパントリーサービスを通じて地元のコミュニティーを支援する古河ワードの会員たち

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9月7日(土)、末日聖徒イエス・キリスト教会古河ワードの会員たちは、教会堂に集まり、古河市社会福祉協議会が毎年主催しているフードパントリーに提供する生活必需品など300人分をパッキングした。生活必需品の内容は、乳幼児用オムツ、生理用品などの消耗品をはじめ、長期保存が可能な乾物・缶詰などである。パッキング作業は、ボランティアによって丁寧に行われ、地元のコミュニティーの片親家庭および経済的に困窮している人々に翌週配付された。

古河ワードがこの意義ある活動に参加したのは、今回で2回目である。この活動に参加し始めたのは約6年前である。新型コロナウィルスが蔓延した際、古河ワードの会員たちは困っている人々に対するサポート支援を行うことを表明するため、フルーツバスケットを持参して、社会福祉協議会に働きかけた。この小さな心温まる行いがパートナーシップのきっかけとなり、その関係は次第に強まり、より多くの教会員とともに、現在では、毎年のフードパントリーへの参加を通じて、さらに意義深い貢献を行うまでに至っている。古河ワードの会員たちは、年末に予定されている次回のフードパントリーにて、再びコミュニティーをサポートする機会を楽しみにしている。

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末日聖徒イエス・キリスト教会が地元のコミュニティーの福祉の支援活動に参画するのは古河ワードに限ったものではない。教会には、これまで世界中において様々な人道支援や福祉プログラムを通して困窮している人々を支援してきている伝統がある。「自分自身と同様に隣人を愛しなさい」という原則に従って、教会員は、宗教やその他の背景に関わりなく、個人やコミュニティーを支援する奉仕の行いに参画するよう奨励されている。

困窮している人々を支援する世界規模の取り組み

教会の人道支援の取り組みは世界規模で行われており、福祉・自立支援部の指導者の下で活動が組織されている。これらの取り組みには、食料、飲料水、医療品、緊急対応支援や教育などの提供が含まれている。1985年以来、教会はこれまで197の国や地域において、人々のニーズに応えるために23億ドル(約3,427億円)以上の支援を行ってきている。こうした援助は教会の人道支援基金に献金を行う教会員やその他の人々からの寄付により実現できている。

JustServe (「ジャストサーブ」-地元のコミュニティーにおいてボランティアと奉仕の機会を結ぶイニシアティブ)、末日聖徒チャリティーズ、および教会の人道支援活動などのプログラムは、困っている人々を支援することへの決意を表している。例えば、日本を含む、アジア北地域では、教会員は災害支援の取り組み、難民支援、および地元での奉仕プロジェクトなどを通じて、積極的にコミュニティーの支援を行ってきている。

日本においては、特筆すべき取り組みとして、新型コロナウィルス感染が広がった際、教会員が地元の組織と連携して衛生キットとマスクを病院に配付した。さらに、モンゴルにおいては、教会はモンゴル科学アカデミーの植物園と協力して、緑地を広げ、環境の健全化と地域社会の健康を増進するための国としての運動の一環として、180本以上の植林を行った。

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目的を持って奉仕する

こうした福祉プロジェクトへの教会の参加は、困っている人々の世話をすることと貧しい人々と困窮している人々に援助を提供することを強調する教会の教義に根付いたものである。十二使徒定員会のディーター・F・ウークトドルフ長老はかつて次のように述べている。「わたしたちが苦しんでいる人々に手を差し伸べるとき、違いを生み出しています。わたしたちが貧しい人々や困窮している人々の世話をするとき、わたしたちは主御自身に対して世話をしていることになるのです。」

古河ワードの会員たちが行った奉仕と今年の年末のフードパントリーに再び参加する意欲はこの原則を行動に表したものである。古河市社会福祉協議会と協力して行っている彼らの取り組みは、コミュニティーとの強い関係を助長し、困っている人々に具体的な支援を提供することに対する教会のより広範囲の決意を表す証となっている。

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展望

年末のフードパントリーイベントが近づくにつれ、古河ワードの会員たちは再びフードパントリーの支援の準備を行う。彼らの献身と継続的な参加は、いかに小さな奉仕の行いがコミュニティーとの長く続く関係を築くことになるのか実証している。数十年にもわたる奉仕活動の歴史とともに、末日聖徒イエス・キリスト教会は、救い主の模範に倣い、近くでも遠くでも、困難に直面している人々を助けるという使命を堅く貫いている。

このような組織としての取り組みを通して、古河ワードや世界中の教会員はそれぞれのコミュニティーにおいて、忘れ去られたり、取り残されたりする人が一人もいないように、愛と平安をもたらす道具として奉仕するという決意を実行している。

書式ガイドの注釈:末日聖徒イエス・キリスト教会に関する記事で,教会の名称を最初に引用する際には,正式名称を使うようお願いいたします。教会の名称の引用に関する詳しい情報は,こちらへ: 書式ガイド書式ガイド.