クリスマスを前に、心温まる奉仕の活動が宮崎市で行われました。
12月13日(土)午後6時から7時半まで、末日聖徒イエス・キリスト教会の宮崎の教会堂において、クリスマス特別支援活動が実施され、地域に小さな、しかし確かな光が届けられました。
| Temple Square is always beautiful in the springtime. Gardeners work to prepare the ground for General Conference. © 2012 Intellectual Reserve, Inc. All rights reserved. | 1 / 2 |
末日聖徒イエス・キリスト教会では、2016年から毎年クリスマスの時期に「Light the World」キャンペーンを実施しています。これは、イエス・キリストの生涯に倣い、ほんの少しの時間や労力、思いやりを差し出すことで、自らが光となり、世界を愛と希望で照らそうという取り組みです。
今回の活動を企画した真鍋会長は、「クリスマスという特別な時期に、教会員の皆さんが奉仕の喜びを感じられる機会をつくりたい」と考えたそうです。その着想の背景には、今年9月に行われた、ひとり親世帯への食糧支援活動での経験がありました。
「支援を届ける先は、教会員でなくてもいいです。今、助けや愛を必要としている人の名前を挙げてください」という真鍋会長の呼びかけに応じ、参加者一人ひとりが思い浮かべたのは、ひとり親世帯、家族を亡くした母親、心身や経済的な困難を抱える人、半年間学校を休んでいる友人などでした。そこには物質的な支援だけでなく、クリスマスの賑わいの中で、慰めや優しさを必要としている人々の姿がありました。
食材は、過去の人道支援活動を参考にしながら教会で準備され、6世帯分をそれぞれの家族構成に合わせて丁寧にパッキングされました。紙袋には星のシールやリボンが飾られ、受け取る人の心を和ませる工夫が施されました。
今年9月には、同教会堂を拠点に、ひとり親世帯約100世帯への大規模な食糧支援も行われています。その際、福祉・自立支援サービスの小島さんから聞いた「人道支援ボランティアの目的は、各地のユニットが自立して活動できるよう助けることです」という言葉が、真鍋会長の心に深く残っていたそうです。
クリスマスにこのような訪問型の奉仕活動を行うのは今回が初めてだったため、「誰も集まらないかもしれない」と不安もありまた。しかし当日は大雨の中、宮崎の教会員や宣教師、お友達など13人が参加しました。車に乗り合わせて訪問する人、後日届ける人など、それぞれの形で奉仕に取り組みました。
宣教師の前田長老とアーシク長老は、ひとり親世帯を訪問しました。ドアが開いた瞬間、驚いた表情を浮かべた家族に、飾り付けられた贈り物を手渡しながら、「クリスマスの愛を伝えに来ました」と前田長老は語りかけました。「ありがとう」「うれしい!」という声があふれ、別れ際には「メリークリスマス!」の言葉が交わされました。
前田長老は「クリスマスは、周りの人に愛を伝える絶好の機会です。今日の活動はそのための良い方法だと感じました」と振り返る。また、雨に濡れながら自転車で教会に向かったアーシク長老は、「大変でしたが、
『ありがとう』と言われた瞬間、苦労以上の喜びを感じました。クリスマスはイエス・キリストに心を向けるよいときだと感じました」と話しました。
のどかさんと家族が訪問したのは、6月頃から学校に通えていない友人のアパートだった。最初は不在でしたが、「もう一度行く必要がある」と感じ、再訪したところ、帰宅したばかりの家族と会うことができました。
「偶然とは思えない、とても良い経験でした」と父親は語り、のどかさんは「楽しかった!」と笑顔を見せました。
初めての活動を終え、真鍋会長はこう締めくくっています。
「愛にあふれ、主の御手を感じる活動でした。心に残る出来事がたくさんあり、本当に素晴らしい時間でした。これからも毎年続けていきたいです」
この冬、宮崎の街に、クリスマスの新たな“光”が静かに、しかし確かに灯りました。