2023年のクリスマスの光と愛を広める国際的な『Light the World Giving Machines(世界に、光を ギビング・マシーン )キャンペーンが2023年11月27日(月)、ニューヨークのタイムズスクエアで始まった。米国における商業、観光、娯楽の中心地となる場所において、初めて3台の販売機がお披露目された。
2023年の『ライト・ザ・ワールド 世界に光を』 クリスマスキャンペーンのテーマは、救い主が信者に述べた「あなたの光を輝かせなさい」という言葉である。この『ギビング・マシーン(寄付品を自動販売機とを通して行うこと)』は、自分のすぐ近く、あるいは遠い国においても、主の光を広げる特別な方法を提供するものである。自分のために何かを購入するのではなく、支払い額は困窮者への寄付となる。
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「世界にはより偉大な光があるという希望を広げる方法として、わたしたちはすべての人々に世の光となるようにと招きます。今日わたしたちは、希望、約束、喜びをこの上なく必要としている世界に対して与えることを開始します」と地域七十人のデビッド・バッカー長老は話した。
今年7年目を迎えた『ギビング・マシーン』の設置は、隣人に仕え助ける特別な方法を提供するものである。設置された自動販売機では、地元、国内外の著名な非営利団体によって慎重に必要品として選ばれた合計1,200品目が購入できる。例としては、食事、食料品、シェルター、衣料、医療、教育、寝具、衛生用品キット、就業・キャリア訓練、作物、家畜(ニワトリ、ヤギ、豚、アヒル、羊、ミツバチの巣など)などがある。購入者は777を入力すると、販売機内の全品を購入することができる。
全米に設置された『ギビング・マシーン』のほとんどは、11月28日(火)に稼働をスタートした。11月27日(月)の夜、タイムズスクエアの『Giving Machines』は、マンハッタンの休日に行楽客の集まる地である59パークアベニューにある救世主教会(38丁目)に移動し、2024年1月1日までそこで稼働を続ける。この『ギビング・マシーン』は合計で世界7カ国60カ所に設置される。
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ニューヨーク市内における『ギビング・マシーン』に加え、タイムズスクエアでは15のデジタルディスプレイに末日聖徒イエス・キリスト教会からのクリスマスメッセージが表示される。メッセージには、イエス・キリストの誕生について、そして教会と提携して困窮者への支援を行う地元の他の宗教団体の指導者や慈善事業団体への感謝が述べられている。
月曜日の除幕式には、キャンペーンに参加している国内外の9つの非営利団体の代表者らが参加し
ていた。
アフリカン・ガールズ・ホープ財団(African Girls Hope Foundation)
アメリカ赤十字社
国際ケア機構(Care)
チャーチ・ワールド・サービス(Church World Service)
iDE (International Development Enterprise)
リフティング・ハンズ・インターナショナル(Lifting Hands International)
メンターズ・インターナショナル(Mentors International)
ユニセフ
ウォーターエイド(WaterAid)
さらに、地元ニューヨーク市の慈善事業のパートナーであるニューヨークのカトリック慈善団体Catholic Charities of the Archdiocese of New Yorkも除幕式に参加した。
「わたしたちは、末日聖徒イエス・キリスト教会とパートナーシップを組みこの事業に参加できることを嬉しく思います。クリスマスの季節に行うこととして、本当に素晴らしいことの1つだと考えています。国内外において分断が見られる今、このキャンペーンは人々を団結させるものになると考えています」とユニセフ・アメリカの会長兼CEOであるマイケル・J・ニエンハウスは述べた。
10年以上にわたり、教会とユニセフは世界中の子どもと母親たちを支援するためにさまざまなプロジェクトにおいて協力してきた。
「『世界に、光を ギビング・マシーン』のプロジェクトを共に行うのは今年で2年目となり、わたしたちは嬉しく思います。クリスマスシーズンが始まり、多くの家族が困難に直面することを知っています。わたしたちの使命は天災や災害時における人々の苦難を和らげることです」とアメリカ赤十字社ニューヨーク・メトロポリタンエリア支社の暫定CEOであるセリーナ・ロルダン・サリロは話した。
サリロは、米国内で献血供給の40%を担うアメリカ赤十字社は、常に末日聖徒イエス・キリスト教会と良いパートナーとして事業を行ってきており、教会ほど多くのアメリカ赤十字社の献血運動のホストとなって協力してくれている団体はいないと話した。
国際ケア機構の北東地域の幹部ディレクターであるキャロライン・ブレイニーは、国際ケア機構は111カ国で事業を行い、毎年1億7000万人以上への支援ができていると述べた。
そして、「『世界に、光を ギビング・マシーン』プロジェクトはわたしたちの活動にさらに多くの支援の機会を提供してくれました。例えばベナン共和国のような国では、わずか25ドルでニワトリ2羽
と道具を購入し、訓練を受けることで、繁盛する家族経営の鶏肉ビジネスを始めることができます」とブレイニーは語った。
教会と国際ケア機構の協力によってもたらされた成果は、2023年8月のニュース記事を参照。
チャーチ・ワールド・サービスのプログラム担当副会長であるキャサリン・リーバーグは、同団体が飢餓、貧困、難民、災害への持続可能な方法で対処することに焦点を当てていると話した。
「わたしたちは今年の『ギビング・マシーン』にさまざまな贈り物を用意することができたことを誇りに思います。その中には家族との再会と、安全な場所で新しい人生をスタートさせるために必要となる移民の法的手続き費用も含まれています。今年の冬の寒さをしのぐために温かいウールの毛布や、災害後の支援を必要とする人へのサポートなどを購入することができます。また、生理中の女性がもっと尊厳を持ち、衛生的に過ごせるように生理用品も提供しています。わたしたちは、末日聖徒イエス・キリスト教会が行う素晴らしいクリスマスの伝統的プロジェクトに招待していただけたことに、深く感謝しています」とリーバーグは話した。
今年は合計250の地元、国内外の非営利団体がプロジェクトに参加し、今までの記録を上回る規模となった。
「タイムズスクエアは今、おそらく地球上でもっとも明るい場所となっていると思います。今日、今まで以上に世界に光を輝かせる必要があります。残念ながらとても暗い世界になってしまっている今の世界に光をもたらしている末日聖徒イエス・キリスト教会とその他の団体とパートナーとして、カトリック慈善団体が共に働けることに誇りを感じます」とニューヨークにあるカトリック教会の高位聖職者でカトリック慈善団体を代表するケビン・サリバンは述べた。