2022年9月、豪雨に見舞われた静岡県では多くの建物が浸水被害を受けたが、特別養護老人ホームの有度の里と曳馬小学校なども含まれる。
当時、静岡ステークと末日聖徒イエス・キリスト教会の福祉自立サービス部(以下WSRS)は緊急対応し、老人ホームには車椅子10台、小学校には書籍、DVD、玩具を寄付した。小学校への寄付はクリスマスと同じ月の2022年12月に行われ、子どもらが喜び見守る中、教会指導者らはサンタクロースのように大きな袋からプレゼントを取り出した。「玩具や書籍を届けた日、子どもたちは大喜びで飛び上がって声を上げました」と菅原健司WSRS課長 は当時を思い起こす。
今年6月、鈴木幹仁静岡ステーク会長とステーク会長会第一顧問の三輪芳雄会長は、菅原健司兄弟そして地域オフィスで人道支援宣教師として奉仕しているストロング長老・姉妹とともに、寄付先となった両施設を再訪問した。子どもたちは喜んで彼らを迎えた。ストロング長老は「子どもたちはわたしたちの手を引き、床に座って一緒にゲームをするように誘ってくれましたが、わたしたちは年を取っているので子どもたちのように床に座ることができませんでしたが、彼らが夢中になっている様子はよく伝わってきました」と話す。
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鈴木会長は子どもたちにマリオカートのレーストラックの正しい作り方を示そうと試みた。子どもたちは大喜びで手伝い、倍の時間がかかってしまったものの、完成させると、子どもたちは車のレースを何度も繰り返し楽しんでいた。この経験についてストロング姉妹は、「子どもたちは訪問者を喜んで迎え、友達になれることを嬉しく思ってくれました」と話した。
老人ホームでは施設長の栗田健三さんが「ご寄付に感謝しています。車椅子は毎日使っています」と話した。
教会は被災者のうちでも最も大きな被害を受けた人々に助けの手を差し伸べている。緊急支援活動は末日聖徒イエス・キリスト教会の人道支援団体であるLDSチャリティーズのプログラムである。この団体は、政府省庁、非政府機関(NGOs)、コミュニティ組織などと共同で、世界中で多数の人々を助ける活動を行っている。
https://www.churchofjesuschrist.org/serve/caring-for-those-in-need?lang=eng&cid=rdb_v_caring