ニュースリリース

2024年4月ワールドレポートの一部を紹介—新たな賛美歌集の一部が5月に公開予定

賛美歌集の最初のグループには,“Come, Thou Fount of Every Blessing”が含まれる予定

何千もの投稿を審査し,世界中から賛美歌を集めるという6年間の働きを経て,新たな『賛美歌—家庭と教会用』のうち12曲の賛美歌が,2024年5月30日に公開予定である。この12曲には“Come, Thou Fount of Every Blessing”も含まれており,英語,スペイン語,ポルトガル語,フランス語で公開される予定になっている。「チャーチ・ミュージック」アプリおよび福音ライブラリーアプリ,またオンラインの音楽ライブラリーで利用可能となる。

この話題をさらに掘り下げたビデオ版は,以下より視聴可能となっており,短縮版はワールドレポート(前回の総大会以降の教会におけるニュースおよび活動を紹介する半年ごとの番組)を通じて閲覧可能である。ワールドレポートは今週水曜日,ニュースルーム上にて11の言語で公開予定であり,総大会の週末以降は教会衛星システムを通じて放送される。そのほか,BYUtvおよびKSL-TVでも放映予定。

「わたしたちは今や,かつてないほど世界に開かれた教会に属しています。」テンプルスクウェア・タバナクル合唱団の音楽指揮者,マック・ウィルバーグはこのように語っている。「世界規模の教会で賛美歌を共有できるのは,実に意義深く,胸躍ることだと思います。」

賛美歌全集が完成される2026年まで,数か月ごとに新たなグループの賛美歌が公開される予定だ。今後数年間,ほかの多くの言語においても,同様の先行公開が開始されることとなる。

「教会は地を満たしています。」こう語るのは,テンプルスクウェア・タバナクル合唱団の副音楽指揮者であり,賛美歌集の委員会の一員でもあるライアン・マーフィーだ。「異なる文化や背景,多様な人生経験を持つ教会員が増え続ける中,この賛美歌は自分に向けられたものである,賛美歌を通して自分の声で礼拝の気持ちを表現することができる,と人々が感じられるような賛美歌集によって,わたしたちが提供するものの幅を広げているのです。」

あらゆる末日聖徒に喜ばれる賛美歌を選ぶのは困難な過程だ。このことを承知のうえで,賛美歌集編集委員会はイエス・キリスト教会の幹部指導者らと協力し,選定プロセスの指針となる5つの原則を定めた。賛美歌は以下を満たすものとすべきである—

  1. 天の御父と御子イエス・キリストに対する信仰を増し加え,礼拝を高めるものであること
  2. 福音の中心となる教義を,力強く明確に教えていること
  3. 家庭や教会に喜びの歌声を招くものであること
  4. 疲れた人を慰め,信仰をもって堪え忍ぶよう会員を鼓舞するものであること
  5. 教会全体で会員を一致させるものであること

「新しい賛美歌によって,わたしたちが教会として一つになり,神聖な音楽の目的を満たし,天の御父に近づき,教会だけでなく家庭においても日々礼拝する機会を得られることに胸が高鳴るばかりです。」新たな賛美歌集編集委員会の委員長を務めるスティーブ・シャンクは,このように語っている。「これらが最終的に目指しているものであり,この新たな歌集をもって教会の神聖な音楽を活用することで,あらゆる末日聖徒に味わっていただきたいと望んでいる事柄です。」

書式ガイドの注釈:末日聖徒イエス・キリスト教会に関する記事で,教会の名称を最初に引用する際には,正式名称を使うようお願いいたします。教会の名称の引用に関する詳しい情報は,こちらへ: 書式ガイド書式ガイド.