ジョンソン会長とコードン会長がアフリカにおけるミニスタリングの業を始める

末日聖徒イエス・キリスト教会の中央扶助協会および中央若い女性の組織の会長たちは，今 週，末日聖徒や政府指導者と会合を持ち，人道支援施設を訪問するために，東アフリカおよび 中央アフリカを訪れている。中央扶助協会会長のカミール・N・ジョンソン姉妹と中央若い女 性会長のボニー・H・コードン姉妹は，2023 年 2 月 25 日（土曜日）にケニアのナイロビで 9 日 間のミニスタリングツアーを開始した。

ユタ州ソルトレーク・シティーからの指導者たちは，教会指導者訓練集会のために到着したナ イロビの集会所で，地元の末日聖徒の女性たちの歌と踊りによる温かい歓迎を受けた。

「皆さんからほんとうにすばらしい歓迎を受け，心から感謝しています」とジョンソン会長は 姉妹たちに語った。

日曜日に，ジョンソン会長と夫のダグ兄弟は，ナイロビの学校で開かれたランガタワードの礼 拝行事に出席した。

「〔ソルトレーク・シティーでの〕総大会に何度か行ったことがあり，遠くから彼らを見たこ とがありますので，こうしてジョンソン姉妹と一緒に座っているのは……ほんとうに心を高め る機会でした」とハピネス・バリレムワは述べている。

エブリン・ジェプケメイ姉妹は，「ジョンソン姉妹のような指導者から話を聞く機会があると き，わたしたちにはこの世界規模の姉妹同士のつながりあり，互いにそれほど離れてはいない ことに気づかされます」と述べた。

アウトリーチの訪問

2023 年 2 月 27 日（月），コードン会長と，アフリカ中央地域会長会のマシュー・L・カーペン ター長老，そして地元の指導者たちは，ケニアの副大統領ジェフリー・リガティ・ガチャグア 会長の妻であるドルカス・ナバティ・ガチャグア牧師と会合を持ち，彼女が青少年に焦点を当 て，伝統的な家族の価値観を高めようとしていることについて話し合った。

「王国について話したいと望む訪問者が来るのは，毎日あることではありません」とガチャグ ア牧師は言う。

副大統領の自宅で開かれた集会で，コードン会長は「ケニアの若者にとても感銘を受けまし た」と話した。

ケニアの副大統領夫人は，犯罪のきっかけとなる麻薬や薬物乱用に苦しむケニアの多くの若い 男性に対する懸念を表明した。

「今では，とても教養のある若い女性がいますが，彼女たちには夫がいません」と述べ た。 「対策を講じなければ，この世代を失うでしょう。」

同日，教会の若い女性の指導者はナイロビのキナーレにある女子高校を訪れている。校長のビ ルフリダ・シミユは教会員であり，現在は地域組織アドバイザーを務めている。シミユ姉妹 は，郡の学校に通う 60 人以上の生徒が，教会のセミナリープログラムに参加していると言う。

「セミナリーには 62 人の若い女性がいますが，最初は 3 人だけでした」とキナーレ女子高校の ビルフリダ・シミユは述べる。「時がたつにつれ，セミナリーの大切さについて彼女たちと話 し合いながら，彼らの両親に許可を求めました。」

2023 年 2 月 28 日（火），コードン会長と夫のデレク兄弟は，地元の教会指導者や青少年，宣 教師と会うためにウガンダのカンパラを訪れた。新型コロナウイルス感染症とエボラ熱の流行 の後，ウガンダ・カンパラ伝道部に戻ってきた宣教師もいる。

ジョンソン会長とコードン会長は，コンゴ共和国やコンゴ民主共和国（DRC）を含む中央アフ リカも訪れる予定となっている。

アフリカ中央の神殿

現在，中央アフリカで幾つかの新しい神殿の建設が進められている。ナイロビの末日聖徒たち は，交通量の多い高速道路沿いで新しい神殿が建設されているのを見守っている。コンゴ共和 国ブラザビルと，DRC のカナンガとルブンバシでも主の宮が建てられる発表があり，準備や建 設が進められている。現在，DRC のキンシャサの神殿が稼働中となっている。

「神殿はとても霊的な場所なので，神殿の力をほんとうに理解していると感じています」と地 元の会員であるリア・カズチ・アンフォは言う。「神殿のような建物はほかにないので，神殿 が建つなんてほんとうにうれしいです。」