ニュースリリース

日本で奉仕するシニア宣教師:2024年8月

現在、沖縄にて5度目の伝道の奉仕をしている夫婦宣教師

札幌伝道部に召される。 大館支部、秋田支部、弘前支部、青森支部で奉仕。 © 2024 by Intellectual Reserve, Inc. All rights reserved.

長沼雅仁長老と長沼雅子姉妹にとって、宣教師として奉仕することはこれまで受けてきた祝福に対する感謝を示す機会である。5人の子供の親であり、孫が7人いる長沼夫妻はともに末日聖徒イエス・キリスト教会への改宗者である。

長沼長老が初めて宣教師に出会ったのは大学生のときであった。宣教師たちは長沼長老に英語のクラスはどこにあるのか尋ね、一緒にクラスに行ったのがきっかけであった。宣教師たちは彼に無料英会話のチラシを手渡した。長沼長老はそのチラシを見るたびに、その長老たちの一人の笑顔を思い出した。長沼長老はその英会話に行く決意をした。ほんの10日後、長沼長老はバプテスマを受けた。

長沼姉妹も同じような改宗談を持っている。彼女はアメリカの大学に留学したかったが、英語が得意ではなかった。彼女の母親が無料英会話のチラシを見て、長沼姉妹は英会話に行く決意をした。長沼姉妹は英会話のクラスを教えている宣教師になぜ日本にいるのか尋ねた。すると彼らは次のように答えた。「ジョセフ・スミスについて聞いたことがありますか。」そして彼女にモルモン書を渡した。長沼姉妹はレッスンを受け始め、ちょうど一か月後にバプテスマを受けた。宣教師が彼女にレッスンする際、教会員が同席した。彼女はその教会員が自分のモルモン書に多くの注釈を付けていることに気づき、それが長沼姉妹にとって自分で研究し学ぶ動機付けとなった。

長沼長老と姉妹は、伝道の奉仕に行ける状況になるとすぐに、ふたりとも若い専任宣教師として奉仕した。長沼長老は札幌伝道部、長沼姉妹は福岡伝道部でそれぞれ奉仕した。二人は夫婦として、定年退職後、再び伝道の奉仕をする計画を常日頃立てていた。シニア宣教師になる機会は彼らが思っていたより早く訪れた。

新型コロナ感染が拡大した際、外国人の宣教師が母国に帰還した後、アジア北地域会長会はより多くの会員に伝道の奉仕を行うことを検討するように求めた。長沼長老は果物を輸入する商売を行っており、長沼姉妹は介護福祉士をしていた。長沼夫妻は健康が許す限り、主から求められることは何であれ行いたいと思っていたので、二人は犠牲を払い早期退職した。当時、ワクチンはまだ入手できる状態ではなかったが、幸いにも、二人はワクチンの接種が求められる年齢には達していなかったので、長沼夫妻はすぐに伝道の奉仕を開始することができた。

長沼夫妻は会員指導者サポート(MLS)宣教師として、神戸、札幌、桐生で奉仕してきた。そして、現在、沖縄の名護で奉仕している。「ミニスタリングはわたしの趣味です」と言う長沼長老は、名護支部が成長できるように助けたいと思っている。MLS宣教師として、長沼長老・姉妹は教会に戻ってきた会員と全員が神殿に行くことに焦点を当てている。宣教師として奉仕している期間中に、長沼夫妻は12人の会員が教会に戻り活動に参加するのと神殿に参入するのを助ける特別な祝福にあずかってきた。

長沼長老・姉妹は夫婦でともに奉仕することにより受けてきたとても多くの祝福に気づいた。すぐに転勤する若い専任宣教師とは異なり、彼らは教会に戻ってきた会員と長期の関係を築くことができる。そのことが大きな違いを産み出すことを二人は目にしてきた。また、二人がともに主の業を行うことにより、二人の関係はさらに強まった。彼らが沖縄での奉仕を始めて、現在、まだ2か月ほどである。長沼夫妻は自分たちの時間と才能をささげて主のぶどう園で奉仕し続けることにより、奇跡が起こるのを目にすることを楽しみにしている。

書式ガイドの注釈:末日聖徒イエス・キリスト教会に関する記事で,教会の名称を最初に引用する際には,正式名称を使うようお願いいたします。教会の名称の引用に関する詳しい情報は,こちらへ: 書式ガイド書式ガイド.