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トレント・ツーン、Church News
スティーブン・T・コリスは、ミシガン大学のロースクールに入学したとき、信教の自由について世界的に有名な学者ダグラス・レイコックがそこで教鞭を執っていることを知りませんでした。コリスは、レイコックのクラスが「面白そう」なので、出席しました。
クラスに出席することで、偶然にもこの分野に対する自身の情熱に火が付きました。信教の自由に関する法律上の繊細な側面に魅了されたコリスは、急いで家に帰って、学んだことを妻に話すのが待ち切れないことがよくありました。
コリスは、こう話しています。「信教の自由に関する法律が一つの分野であることさえ知らなかったので、そのあらゆる側面に夢中になりました。わたしは飽きることなく、……それ以来ずっとかかわってきました。」
コリスは末日聖徒イエス・キリスト教会の会員であり、著者、テキサス大学ロースクールの臨床法学教授であり、Bech-Loughlin First Amendment Center(ベック・ロークリン・ファースト・アメンドメント・センター)とその法律および宗教クリニックの初代所長でもあります。宗教の自由に関する学者であり弁護士である彼は、無神論者や不可知論者を含め、あらゆる宗教の信者たちと話し合ってきました。
コリスは最近、Church News(『チャーチニューズ』)のポッドキャスト (英語)のゲストとして、信教の自由とそれが重要な理由について論じました。
彼は次のように述べています。「信教の自由は各自にとって、また自身の旅路において不可欠なものです。だれもがその価値を認識できるようにと願っています。『神はいるのだろうか』、『自分はなぜここにいるのだろうか』といった難しい疑問についてわたし自身が探求し、問いかけていた時期に、信教の自由が保障されていたことに心から感謝しています。」
信教の自由とは何か
コリスは、アメリカ合衆国における信教の自由とは、政府の干渉なしに、自身の宗教を実践する権利のことだと述べています。また、政府が特定の宗教や宗教的信条を他のものより優遇するのを防ぐことも意味します。
「この考えによれば、政府がわたしたちの宗教的選択や宗教的意志決定に可能な限り介入しないようにし、そうすれば、わたしたちは互いに説得し合い、改宗し合うために自分たちで対処するしかなくなるということです。こうして、この国に住むすべての人は、信仰の有無に関係なく、守られるのです。」

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法学教授のスティーブン・T・コリスは、2024年10月にニュージャージー州プリンストンにあるプリンストン大学で講演を行いました。写真/スティーブン・T・コリス、Church Newsの厚意により掲載。All rights reserved.信教の自由はなぜ大切なのか
コリスは、信教の自由がなぜ大切なのか、二つの理由を挙げています。
まず第1に、信教の自由は人間の苦しみと戦争を防ぐことに役立つと、コリスは述べました。歴史的に、信教の自由の欠如が原因で宗教戦争が引き起こされてきました。
「信教の自由がなければ、結局わたしたちは、自分の宗教的信条に基づいて政府の支配と争わなければならなくなり、それがこれまで世界中で戦争につながり、今日も戦争を引き起こしています。ですから、わたしたちは平和を享受するために、それをもたらす信教の自由を大切にするのです。」
「わたしたちは、世界の歴史上、最も宗教的に多様な国に住んでいて、互いに比較的平和に共存しています。それは、人々が真に理解していない奇跡です。」
第2の理由は何でしょうか。それは、個人の意志決定を保護することを意味します。
「次に挙げるのは、人生で下す最も重要な決断です。『自分はなぜここにいるのだろうか?』『死んだらどうなるのか?』そして、『神はいるのだろうか?』こうした疑問は、非常に個人的な内容なので、政府のだれかに押し付けられるのは好ましくありませんし、信仰の有無にかかわらず、全員が気にかけるべきことです。」
教会の視点
コリスは次のように述べています。「教会は聖典に基づいて信教の自由を尊重し、すべての人に自分の選ぶままに礼拝する権利があると主張しています。」(信仰箇条第11条、教義と聖約134:7、9参照)
教会の指導者もまた、あらゆる信仰の権利を主張し、世界中で信教の自由を推進する活動に参加してきました。

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十二使徒定員会のウリセス・ソアレス長老は、2025年2月3日(月)にワシントンD.C.の米州機構本部で開催された2025年国際信教の自由サミットの開会式で講演を行いました。©2025 by Intellectual Reserve, Inc. All rights reserved.「教会は、世界中の会議で定期的に講演し、信教の自由について人々を教育することに定期的にかかわり、常にこうした活動に積極的に参加してきました。これは信教の自由について教育し、信教の自由を擁護する活動であり、教会のためだけでなく、すべての人のために行っています。……これはすばらしい光景であり、わたしたちと同じ信仰を持つ人だけでなく、信仰の異なる多くの人にとっても、大いなる祝福です。」
個人の役割
コリスは、個人が信教の自由を促進するには、自ら教育を受け、他者の信仰を擁護し、宗教の肯定的な影響力を強調することができると語りました。また、ほとんどの脅威は地元で発生するため、住民は地方自治に参加し、信教の自由を守ることで、変化をもたらすことができるのですと言っています。

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法学教授のスティーブン・T・コリスは、2024年11月に、ノースカロライナ州チャペルヒルにあるノースカロライナ大学チャペルヒル校で行われたパネルディスカッションに参加して講演を行いました。写真/スティーブン・T・コリス、Church Newsの厚意により掲載。©All rights reserved.コリスは、信教の自由を理解するように勧めるとともに、教会のラッセル・M・ネルソン大管長が教えたように、平和をつくり出す人になることについて話しました。
コリスはこう述べています。「平和を作り出す人は、自分と意見の合わない人をすぐに厄介者と見なすのでなく、その人の動機や考え方を理解するために時間を費やす傾向があります。平和を作り出す善良な人は、相手を理解しようと努めるものです。」
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