ニュースリリース

フランコ姉妹とアブルト姉妹を迎えたディボーショナル

教会の女性の指導者が日本の会員に語りかける

2019年3月上旬,中央補助組織指導者のクリスティーナ・B・フランコ姉妹(中央初等協会会長会第二顧問)とレイナ・I・アブルト姉妹(中央扶助協会会長会第二顧問)が来日、各地の教会員と交流し、語りかけた。

*教会では,すべての人が神の子供たちであるとの教えから,男性を兄弟(Brother),女性と女性宣教師を姉妹(Sister),男性宣教師と中央の男性指導者を,その実年齢にかかわらず長老(Elder)と呼称する。

3月5日(火),アブルト姉妹夫妻が沖縄を訪れ、女性の指導者と会員に向けた訓練集会に臨んだ。沖縄ワードの礼拝堂に集まった会員たちのほか,石垣支部,宮古支部,佐世保軍人支部にインターネット中継された。その録画は以下のリンクから見られる。

https://bcove.video/2Hm5Qdo

 

3月9日(土)には,群馬県高崎市(高崎ワード)にフランコ姉妹が,名古屋市(名東ワード)にアブルト姉妹が訪問し,それぞれの地で「ラテンアメリカ・ファイヤサイド」を開いた。フランコ夫妻はアルゼンチン出身であり,アブルト兄弟はメキシコ出身,アブルト姉妹はニカラグア出身。全員が中南米(ラテン)系である。

これらの集会はスペイン語・ポルトガル語・英語・日本語の4か国語に通訳された。日系の中南米諸国出身者が聴衆の半数以上を占めた。賛美歌もそれぞれの母国語で歌い、様々な言語による混成合唱となった。

名古屋では,アブルト兄弟が気さくに語りかけ,他国で暮らすことの大変さを知る自身の経験から,中南米出身の会員たちへ理解と励ましのメッセージを送った。アブルト姉妹も同様に,遠くはなれた日本で同郷の会員と会えたことを喜んだ。アブルト姉妹は、今回の通訳者が日系2世の3人の若者だったことに心を動かされ、涙していた。ニーファイ第一書にある、ニーファイらが船を造ったエピソードを引用し、主の助けのもとで導かれて艱難を乗り越えるように、と励ました。

 

3月10日(日)の夕刻、フランコ姉妹とアブルト姉妹は、東京の武蔵野ステークセンター(吉祥寺)で行われた全国ディボーショナルに参加し、日本滞在中の最後の日程を終えた。この集会では、二人の伴侶であるカルロス・アブルト兄弟、ロドルフォ・フランコ兄弟、またアジア北地域会長会の崔 崙煥(チェ・ユーンフワン)長老、崔 本京(チェ・ボンキュン)姉妹、和田貴志長老、和田なおみ姉妹、山下和彦長老、山下田鶴子姉妹も話者に加わった。この集会の模様は全国にインターネット中継された。以下のリンクから録画を視聴できる。

https://www.facebook.com/churchofjesuschristjp/videos/564067927330337/

ディボーショナルでは、新しい「わたしに従ってきなさい」プログラムの大切さが強調された。

アブルト姉妹は「家族を攻撃する敵の力はますます強くなっています。霊的に生き延びるためには、敵に対処する方法を変える必要があります。時間はかかりますが子供たちにも教える必要があります。そして子供たちから学びましょう。親も子供もともに学ぶことができます」と述べながら、子供は大人とは異なる視点をもっていることを付け加えた。

フランコ姉妹は、自分の母親は伝道に出る機会に恵まれなかったため、宣教師ではないと感じていたとのエピソードを伝えた。ソルトレークシティからアルゼンチンに向かう飛行機の中、フランコ姉妹の母親は一人の女性を見つけミニスタリングを行った。飛行機が着陸した後の別れ際、その女性に、ワイシャツとネクタイ姿で名札を付けている宣教師を探すようにと励ました。この女性はすぐに宣教師を見つけ、福音を教えてくれるよう頼む。その後まもなく、彼女はバプテスマを受けた。この女性に始まり、多くの人が教会員となった。フランコ姉妹は、雄々しく福音を分かち合うようにと、集まった人々を励ました。

崔長老は、新しい「わたしに従ってきなさい」のプログラムは「家庭が中心となり教会がサポートする」形で行われるもので、ストレスではなく喜びをもたらすためのものである、と述べた。崔長老はネルソン大管長の言葉を繰り返し「姉妹の皆さん、皆さんは世界を変えるでしょう。母親の影響を取り除くことはできません」と語った。

崔長老の話に応えて崔姉妹は「ネルソン大管長が、わたしたちが世界を変えるとおっしゃるなら、そうしましょう。わたしたちは大管長になる必要はありません。わたしたちは家庭にいながら世界を変えることができるのです。世界を変えるために、ともに働こうではありませんか」と語った。

会場にいる全員が,韓国語・スペイン語・日本語・英語の順番に母国語で歌った「神の子です」は、特に心に訴えかけるものとなった。◆

書式ガイドの注釈:末日聖徒イエス・キリスト教会に関する記事で,教会の名称を最初に引用する際には,正式名称を使うようお願いいたします。教会の名称の引用に関する詳しい情報は,こちらへ: 書式ガイド書式ガイド.