2020年2月5日更新
教会は香港とマカオから転勤する宣教師に関して以下の更新声明を発表した:
教会は引き続きコロナウィルスの状況を監視しております。昨夜から今朝にかけて,わたしたちは中国香港伝道部から離れる宣教師の中には当初想定したような政府の施設にて検疫と隔離を受けない宣教師がいることを知りました。そのため,この17名の宣教師(フィリピン人の宣教師)は新たな割り当て地域に赴任する前,あるいは自宅に帰還する前に,マニラの宣教師訓練センターにて他の宣教師と接触しないようにして14日間隔離されることになります。
教会はこの宣教師たちが健康を維持できるよう,また,離れた地でウィルスを蔓延させたりすることが起こらないよう助けるためにできるあらゆることを行う重要な責任を負っていると感じています。宣教師訓練センターの職員はこの宣教師たちが滞在する期間中,彼らのあらゆる必要を満たし,また,適切な健康管理プロトコルに従って自分たちと他の宣教師の安全を守るために用心して働く予定です。
以前に述べたように,香港を出発する前の数日間,すべての宣教師は,できる限りアパートから外出しない,レッスンに携わらない,マスクをする,頻繁に手を洗うということを含め,病気にならないための予防を徹底的に実施してきました。したがって,宣教師たちがコロナウィルスに感染している可能性は非常に低いです。さらに,香港を離れる宣教師は何の症状もない状態でなければなりませんでした。
2020年2月4日投稿記事
末日聖徒イエス・キリスト教会は以下の声明を発表した:
コロナウィルスならびに香港およびマカオでの伝道活動が一層困難になりつつあるのを鑑みて,末日聖徒イエス・キリスト教会は今後数日間で113名の宣教師を中国香港伝道部から転勤させる予定です。これらの宣教師は一時的に他の伝道部に割り当てられるか,あるいは,もし解任の時期が近い場合は,名誉の解任を受け,自宅に帰還することになります。さらに香港出身の12名の宣教師は自宅に戻り,事態が落ち着くまでの間,宣教師の務めから解任される予定です。
再度割り当てを受ける前に,念のため,ほとんどの宣教師は自宅に戻り,14日間の自己隔離を含む世界保健機構(WHO)からのガイドラインに従うことになります。自国で要求されている場合,宣教師は自国で決められたガイドラインに基づき政府施設にて政府によって義務付けられている検疫と隔離を受けることになります。家族はこれを行う方法に関して指示を受けます。14日間の隔離の後,宣教師にコロナウィルスの兆候がなければ,新たな一時的な割り当ての地域に出発することになります。
香港から離れる前の数日間の間,すべての宣教師が,できる限りアパートから外出しない,レッスンに 携わらない,マスクをする,頻繁に手を洗うということを含め,病気にならないための予防を徹底的に実施してきたことに着目することは重要です。したがって,宣教師たちがコロナウィルスに感染している可能性は非常に低いです。さらに,香港を離れる宣教師は何の症状もない状態でなければなりません。
教会はボランティアで奉仕している宣教師の世話をする特別な責任を持っています。しかし,わたしたちはまた,香港およびコロナウィルスが懸念されるその他の地域において,会員や職員ならびにその他の教会職員を支援するためにも努めています。わたしたちはこのウィルスに対処しているすべての人々ならびにコロナウィルスが日々の生活に影響を及ぼしている地域に住む人々のために心をこめてお祈りしております。教会は引き続き進展状況を密に追跡し,必要に応じてさらなる調整を行っていく予定です。