デボーショナルの全部を見えるように、以下にクリクして下さい。
https://www.churchofjesuschrist.org/broadcasts?lang=jpn
2004年初頭のある日,ロバート・C・ゲイ長老と妻のリネット姉妹は末日聖徒イエス・キリスト教会の使徒の事務所で座っていた。ゲイ夫妻は合衆国東部に住んでいた教会員であったが,家族のこと,世界中での大規模な人道支援プロジェクト,およびゲイ長老のグローバル投資会社のシニア・マネージングパートナーとしての仕事で忙しくしていた。
そのような状況であったが,その日,この使徒はゲイ夫妻に日常の生活を脇に置いて3年間教会の337ある伝道部の一つの伝道部会長夫妻の責任を引き受けてくれるよう求めた。ゲイ夫妻は自分たちの忙しい生活を考え,丁重に申し出を断った。
この使徒は驚かず次のように言った。「リネット,あなたはすばらしい宣教師になり,夫にとってすばらしい同僚となるでしょう。」それから,(現在七十人会長会のゲイ長老である)ロバートの方を向いて,疑いの余地がないほど率直に述べた。「あなたはまったく理解していないですね。」使徒は引き続き次のように述べた。「主があなたの命を救うためにあなたを召しておられるのです。あなたは自分の人生を聖約に従って生きるか自分の都合に合わせて生きるかのどちらかなのです。あなたは主が優先されていることを行うとき,主があなたの人生を祝福し必要とする祝福を与えてくださることを信じるか,あるいは信じないかのどちらかです。」
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ゲイ長老は大きな衝撃を受けた。その後さらに祈って深く考え,ゲイ長老とリネット姉妹は自分たちの生活の信仰と教会とのバランスが崩れていることに気づいた。夫妻は伝道部会長を引き受けることを選び,ガーナのアクラで伝道した。
「聖約に従った生活とは,自分自身がやりたいことではなく神の優先順位に従って生活することであり,よりバランスの取れた生活です」と2020年5月3日(日)の世界中の末日聖徒のヤングアダルト対象のディボーショナルにて述べた。「わたしたちの生活はそれ以来変わりました。わたしたちは主の愛と指導によって十分な祝福を受けてきました。わたしが知っていることがあるとすれば,もし皆さんが主の聖約の道を忠実に歩み続けるならばこの同じ祝福を皆さんも受けるということを知っています。神は皆さんの命を救いたいと願っておられます。」
2020年4月に行われた教会の総大会と同じように,日曜日のワールドワイドディボーショナルの全世界に向けた放送はソルトレーク・シティのテンプルスクウェアにある教会本部ビル講堂から中継された。出席者は話者と祈りの割り当てを受けた人のみに限定された。日曜日のディボーショナルは18カ国語にて生中継にて配信された。後日,broadcast.churchofjesuschrist.orgに39カ国語にてアーカイブされる予定である。
ヤングアダルトの生活に最良の変化をもたらすために,ゲイ長老はヤングアダルトの視聴者に自分たちの願望が神の優先順位とどのように一致しているのか注意深く考えるように勧めた。
「皆さんが自分の願望をどこに,また,何に置くかによって,皆さんが人生を歩むうえでどのように力を受け,成功するかが決まるでしょう」とゲイ長老は述べた。「ですから,今晩,わたしは皆さんに〔主に〕改心し人々を力づけたいという重要な願望によって人生を形成することを選択するようお勧めします。」
8年間中央幹部七十人を務めているゲイ長老は,ヤングアダルトに自分の生活において霊的に釣り合いの取れた状態を確立することをプロセスであり単発の出来事ではないということを再認識させた。従って,彼らは自分自身に対して忍耐強くなければならないのである。
「イエスは,わたしたちが自分の弱点や不完全さによって自分の人生を測るのではなく,日々悔い改め,悔い改めをとおして力強く成長し揺らぐことのない信仰を育むことができるよう御自分の命をささげてくださいました」とゲイ長老は述べた。「聖約に従って生きる人々は決して完全な人生を歩むわけではありませんが,日々の悔い改めをとおして自分の生活を精錬するのです。そのような精錬をとおして,彼らに神の最も豊かな祝福とまさに天の力が開かれるのです。」
ゲイ姉妹:神が自分に語りかけられるのを聞くことを学ぶ
セミナリー教師および教会の扶助協会と初等協会の組織で様々な責任を務めてきたゲイ姉妹は神がすべての人に語りかけられるのをどのようにして聞くことができるかについて話をした。ゲイ姉妹はかつて,啓示は教会の指導者が受けるものであると考えていた。ゲイ姉妹は自分の娘を助けることになった劇的な経験を含め,人生の経験を通じてそうではないことを学んだ。
ゲイ家族の長女はユタ大学の学生であった。ゲイ姉妹はコネティカット州に住んでいた。ゲイ姉妹はある晩,娘に対する愛情と彼女に危険が迫っている可能性があるという静かな印象を受けて穏やかに目を覚ました。
「この考えが浮かびました。『警察を呼びなさい。警察にパトカーで娘が住んでいる付近を調べるように頼みなさい』」と7人の子供の母親であるゲイ姉妹は述べた。「わたしは少しの間ためらい,理解しようとしていました。すると再度声が聞こえました。『警察を呼びなさい。』そこでわたしはそうしました。わたしは警察を呼びました。わたしは警察官に理由を正確に説明することはできませんでしたが,パトカーで娘の家の周りを調べてもらえるととてもありがたいと伝えました。警察官はそのようにするとわたしに確約してくれたので,わたしは落ち着いて再び寝ました。翌日起きたとき,わたしは夜中に起きたことをほとんど覚えていませんでした。」
数日後,ゲイ夫妻はユタ州に旅行した際,警察がユタ大学キャンパス付近の住宅の周辺で発生した殺人に関係した男を逮捕したことをラジオで聞いた。ゲイ姉妹はそのとき夜遅く地元の警察を呼んだことを思い出した。
「何が起きたのか正確には分かりませんが,その晩深夜,静かな促しで目が覚め,安全ではないと思われる状況で娘の安全を確かめる助けとなるよう電話をするように強くうながされたことを間違いなく知っています」とゲイ姉妹は述べた。「わたしたちが皆,聞き,知り,理解しなければならない唯一の真の言語は御霊の言語であるとわたしは強く感じています。
皆さんが人生においてその言語を習得できますように。そうするときに,皆さんは必要なあらゆる方法で導かれ,守られ,高められるでしょう。」
ゲイ姉妹は大学生の年齢の聴衆に向けて自分たちの重荷を,愛に富み,いたわり,慰めてくださるイエス・キリストの腕に直接託すよう勧めて話を終えた。「だれも皆さんを理解してくれないとき,主は理解してくださいます。主は理解しておられます」とゲイ姉妹は述べた。「わたしは皆さんが日々救い主の方に顔を向け,離れないように愛情を込めて強くお勧めします。皆さんが真実だと知っている真理に対する信仰をもって主の方を向いてください。疑いや恐れ,あるいは心配事のために,聖霊の守りと力およびわたしたちの救い主,イエス・キリストの約束から離れないでください。」