テンプルスクウェア・タバナクル合唱団が、世界中の視聴者により親しみやすい新しいロゴを発表した。
新しいロゴの発表は2020年4月23日(木)、合唱団団長のロン・ジャレットと音楽指揮者マック・ウィルバーグがユタ州にあるそれぞれの自宅から、バーチャルで行われた記者会見に参加して行われた。
ジャレットは、パイプオルガンのパイプを簡素化した新鮮で現代的な図柄が取り入れられた新しいロゴを発表。
- Tabernacle Choir Logo
- Tabernacle Choir Logo
- Tabernacle Choir Logo
- Tabernacle Choir Logo
- Tabernacle Choir Logo
- Tabernacle Choir Logo
- Tabernacle Choir Logo
- Tabernacle Choir at Temple Square
1 / 2 |
今回のロゴはデジタル環境に合わせて作られたもので、最新テクノロジーでビデオを最大限に活用してアニメーションを取り入れたデザインとなり、それも今回の記者会見で同時に披露された。現在、合唱団のコンテンツを視聴するのにソーシャルメディアを利用する視聴者が増加し続けていることから、デジタル利用をまず考慮することで、現在そして将来的にもアニメーションロゴをソーシャルメディアで発信することが可能になる。
ウィルバーグは、パイプ全体の形が現れるとともに下に動くところが特に気に入っているといい、その動きは明確で固い基、つまり150年の合唱団の歴史の中で多数のボランティアと才能ある音楽家によって築き上げられた基、の上に成り立つ音楽リズムを暗示するものであるという。
またウィルバーグは、「ロゴはシンプルで、各個人が自分で見出す意味を加えることができるところも重要な点だと思います。わたしたちの音楽が聴く人に希望、慰め、喜び、そして平安を与えるものになることを願っています」と述べた。
新しいロゴは、2018年に合唱団が名称を変更した時に始まった長期計画の一部である。名称変更以来、合唱団は、スポンサーである末日聖徒イエス・キリスト教会の働きをどうすればより良く支援することができるかを1年かけて包括的に検討するとともに、変化するメディア環境においてより良く進化するために磨きをかけてきた。
新しい運営計画に合わせて合唱団の新しいロゴは、合唱団のウェブサイトとソーシャルメディアチャンネルに近々変更を加えることで、まずデジタルで発表される予定である。合唱団の週1回の放送番組「ミュージック・アンド・スポークン・ワード」への新しいロゴの使用は、COVID-19感染拡大予防のための規制が解除された時点で合唱団とオーケストラによるライブ放送を再開した後に加えられる。
通常のスケジュール再開を心待ちにする合唱団
初春にCOVID-19感染による大規模集会の規制が始まって以来、合唱団のメンバーは集まって練習することも、毎週日曜日の朝にライブ放送で歌うこともできずにいる。現在は以前に録音されたものが再放送されている。今月開催された総大会でも、以前に収録された合唱団の歌声が流された。
ウィルバーグは「今回の総大会に出席できなかったことを残念に思いますが、数週間前に収録された動画を視聴できただけでなく、20年前の総大会で歌った多数の素晴らしい音楽家を目にすることもできたのは、とても嬉しいことでした」と語った。
「今回の総大会を視聴する人が今感じているであろうことも大切に考え、過去の放送分から慎重に選びました。過去の収録動画が、今の困難な時期に人々が必要としている慰めと霊感を与えることができるように願っています」とウィルバーグは付け加えた。
ジャレッドは合唱団が通常スケジュールで活動を再開できる日を楽しみにしている。
そして「合唱団の活動が再開されたら、『ミュージック・アンド・スポークン・ワード』の放送に少し変更を加えます。放送終了時に合唱団の新しいロゴのアニメーションが見られます。この変更に注目してお楽しみいただきたいと思います」とバーチャルで開催された記者会見で話した。
さらにジャレットは「活動が再開されたら、団員の歌声が再び聞けるようになります。合唱団みんなが一緒に練習できるところで活動を再開できることを願っています。合唱団は大所帯ですから、大規模集会の規制がなくなることを願っています。素晴らしいメンバーたちとの再会が待ちきれません」と続けた。
新しいロゴが最初に使われるのは、5月に発売される合唱団の最新CDとなる。来週初めにはこのCDについての詳細も発表される。
合唱団の新しいロゴについての詳細はthetabernaclechoir.orgを参照。