大管長会は,神殿再開の新たな段階を発表した。第2段階のBは,少人数のグループでのバプテスマを許可するものであり,特に限定推薦状の保持者のためである。
「より多くの会員が神殿の儀式に参加できるようになりうれしく思います。」とラッセル・M・ネルソン大管長は語る。
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新型コロナウイルス感染症の感染者数が減少している地域があり,また,ウイルスの感染拡大を防ぐ方法がより知られるようになってきた。教会の指導者は,状況を注意深く観察し,すでに様々な段階で再開している神殿での経験から学んできた。これにより,神殿でのバプテスマを再開することができるようになった。
健康状態の把握,発熱の有無,参加者および神殿ワーカーの人数制限,予約制など,ほかの段階と同じ,注意深い安全手順が取られる。会員は第3段階で使用するのと同じオンライン予約の手順を取る。安全のため,その神殿地区内に済む会員に限り予約をすることができ,予約がない場合は参入ができないこともある。
「新会員,家族,アロン神権者,若い女性のクラス,ヤングアダルトのグループなど,少人数のグループで神殿での時間をスケジュールするよう勧めます。」と,教会の神殿・家族歴史評議会を率いるデビッド・A・ベドナー長老は述べている。「亡くなった先祖のために再びこれらの神聖な儀式をできるようになったことを,そして教会の会員が主の宮で礼拝できることを,とてもうれしく思います。」
大管長会は今日,下記の神殿が,3月29日から第2段階のBに入ることを発表した。
これらの神殿が第2段階のBで再開された後に,指導者はそこから分かったことを適用し,安全が確認されたら,ほかの神殿も第2段階のBに入る。この段階に入るほかの神殿については,可能になり次第,発表される。
バプテスマの儀式への参加は,新型コロナウイルス感染症以前と比べて制限されるため,会員はほかの人たちへ配慮をし,バプテスマの予約をするにあたって忍耐強くあるよう促されている。
「神殿再開のこの段階を,そして再開のすべての段階を楽しみにしています。」とベドナー長老は語った。「同時に,注意深く責任ある方法で再開を進めていきたいので,神殿の再開が公の施設よりも遅れる地域があるかもしれません。」