ニュースリリース

女性の大会が東京、大阪で開催される

 2019年9月21日(土)、「女性の大会」がアジア北地域で開催され、韓国ではソウル西ステークが、国内では武蔵野ステークセンターおよび大阪北ステークセンターが会場となった。

武蔵野ステークセンターでの大会の管理は和田貴志長老が行い、和田直美姉妹、関東圏内のステーク会長らも出席した。大会は第一部が基調講演、第二部は分科会、第三部はQ&Aセッションの三部構成となっており、武蔵野ステークセンターには600名以上の主に教会員の女性が参加した。

第一部の基調講演において、和田貴志長老はラッセル・M・ネルソン大管長の「イスラエルの集合への姉妹の参加」(2018年10月総大会)の話を振り返り「イスラエルの集合とはすべての人にミニスタリングを行うことです。友人がわたしたちと同じ信仰をもっているかどうかに関わらず、彼らの傍らにいって一人ずつ、霊的・物質的な祝福を心にかけることです。そして死者に対しては、神殿・家族歴史です…わたしたちがミニスタリングを幕の両側の人々に行うによって、人々を主イエス・キリストの福音へ導くことができるのです」と話した。

和田姉妹はイスラエルの集合に関連して理解することが必要だと感じられた、ネルソン大管長のBYUの生徒に向けたお話南米ツアーでのお話を紹介し、中国で小さい子供たちを連れて2時間かけてバス・電車を乗り継いで教会に通っていた若い夫婦の姉妹(妻)の信仰が、いまはユタに住む独身の姉妹を改宗に導いた話とアルマ書に出てくるエービシの信仰と王妃の手を取った愛に満ちた行動により多くの人が改宗した話から「わたしたちはこのような奇跡をすぐに見られないかもしれません。でもユタで出会った独身の姉妹が霊感を受けて福音に導かれたように、わたしたちも真理を知り、真理を守り、エービシのように行動を起こすならば、このミニスタリングの業、そしてイスラエルの集合の業に関わることができます」と話した。

第二部の分科会は、神殿・家族歴史活動、災害時の備え、ライフプランニング、子育てがうまくいく感情コントロールの仕方、傾聴、カードを作成する簡単クラフトなど、参加者が自らのために役立つものでもあり、そして幕の両側から家族や友人や周りの人を助け、ミニスタリングを通してイスラエルの集合を実践するものであった。

クラフトに参加した81歳の女性は、ユタに旅行で行った際に宣教師たち招かれて教会の中に入って、そこで日本の住所を伝えたことをきっかけに福音を受け入れ、7年前に改宗し、その後、姉妹の夫も改宗したと話された。参加したクラフトでのカード作りについて「初めは緊張したけど、やってみたら楽しかった。こういうのを作ると、だれかれなしにプレゼントしたくなるね」と語っていた。

第三部の全体セッションでは質疑応答が行われた。

教会員ではない家族がいる家庭の方に対してどのような助けができるかについて、武蔵野ステークの金城会長は、大学生で独身だった時に、「大学内で活発な教会員は2人だけだから家庭の夕べをやろう」と同じく独身であった大学の先生から誘われて、毎週家庭の夕べを行なったエピソードを話した。「その先生は山下和彦長老でした。このままでは消えていなくなったかもしれない私に、誰に言われたのでもなく、2年間、山下長老がご結婚されるまで家庭の夕べを行いました。この、自発的に一緒に福音を勉強する機会を持てたことを貴重だと思っています。ですから、もし家族の中で自分1人が教会員であっても、自分から声をかけて、家庭の夕べや日曜学校の資料である『わたしに従ってきなさい』をできたら、40年後にお互いに感謝し合う良い思い出ができるのではないかと思います」

また、教会に対して前向きになれない友人に対してどのような助けができるか質問された姉妹に対して、地域七十人の伊藤彰記長老は伊藤長老の息子が大会当日の朝に話したモーサヤ27:14を分かち合い「様々な状況に皆様が置かれていることを知っています。でもここに600人もの関東地区の信仰深い神様の娘がいます。なすべきことが何かわからないときに、神様が助けてくださると熱心に祈るときに、このような祈りを通して神様が力を与えてくださると知っています。」と語った。

東京ステーク扶助協会会長の堀みどり姉妹は、「檀上から見える姉妹たちの姿は素晴らしいものでした」と語った。また、「集会後に姉妹たちがすぐに教会を後にした姿も印象的でした。皆さん、遠い地域から足を運ばれていたり、これから家族への夕飯を作ったりと、忙しい中時間を作ってこの大会に参加されているのだと感じました」と話した。

和田長老は大会の最後に「人それぞれ違う状況にいると思います。どんな状況であれ、天のお父様はわたしたちを導いてくださることを強く証いたします。天のお父様の愛を感じることができますように、そしてイエス・キリストの贖いを通して、主の御前に戻ることができることを約束します」と強く証しした。

一方、関西の女性の大会は大阪北ステークセンターにて同日に開催され、アジア北地域会長会のタッド・バッジ長老が管理した。地域七十人神戸地区担当の徳沢精児長老、また、関西の5ステーク会長、また、スムート神戸伝道部会長夫妻が参加した。参加者は分科会に最初に参加し、最後にローリー・バッジ姉妹、そして基調講演としてバッジ長老が語った。バッジ長老は教会の内にも外にも、そして生きている人たちにも、また、先祖にもミニスタリングを通して人々に使えることの大切さについて説いた。参加者は、女性にフォーカスしたテーマの分科会と基調講演を通して、再度女性の役割となせる業について再認識することができたとても良い機会となった。

書式ガイドの注釈:末日聖徒イエス・キリスト教会に関する記事で,教会の名称を最初に引用する際には,正式名称を使うようお願いいたします。教会の名称の引用に関する詳しい情報は,こちらへ: 書式ガイド書式ガイド.