末日聖徒イエス・キリスト教会のために専任宣教師として奉仕する準備をしている若い男性と女性、そしてシニアの夫婦は、宣教師の召しをより簡単に、より便利な方法で受け取り開けることができるようになった。
教会は、宣教師の召しを郵送ではなくオンラインで送る方法を始めた。この数カ月、この方法が世界中の様々なところで試されてきたが、今回、ユタ州とアイダホ州の全域で始まることになった。
- Online Missionary Call
- Online Missionary Call
- Online Missionary Call
- Online Missionary Call
- Online Missionary Call
- Online Missionary Call
- Online Missionary Call
- Online Missionary Call
- Online Missionary Call
1 / 2 |
2018年末までに、世界中のインターネットアクセスが整備された地域のほぼすべてで、150ヵ国以上にある407の教会の伝道部のうちの一つに召される連絡をオンラインで受け取ることができるようになる。
「技術が確立されました。オンラインでの召しの送付はとても簡単です。わたしたちはオンラインで召しを送信するだけで、数分以内に届けることができます」と宣教師部門の管理ディレクターであるブレント・H・ニールソン長老は話す。
これまでは、伝道の召しを待っている人は何日も何週間も、郵送される召しを待たなければならなかった。今回の新しい方法を使えば、メールまたは場合によってはテキストメッセージによって、「召しを開けることができます」というお知らせを受けることになる。家族や友達を近くに呼ぶなど、召しを開ける準備ができれば、スマートフォン、タブレット、コンピュータのいずれかを使って召しを開き読むことが可能である。
ニールソン長老は、ブラジルで初めてオンラインで受け取った召しを開けた若い女性は、今までなら郵便が届くまで数週間を要していたところを、ほんの3時間で召しを受け取ることができたと話した。
ニールソン長老によると、待ち時間をなくすだけでなく、オンラインによって召しを受け取ることによって、ビザ申請の手続き開始を早めることができ、郵便料金の削減にもなるという。
「これは素晴らしい変更だと思います」とニールソン長老は述べた。
ユタ州フルートハイツでは、仕事中の17歳のビリー・エリオットが伝道の召しの準備ができたことを知らせるテキストメッセージを受け取った。
「あと3時間くらい働く必要がありました。でもわくわくして、とても落ち着いて仕事ができる状態ではありませんでした」と笑いながら話した。
その後、ビリーはiPadを使って家族や友達が見守る中、伝道の召しを開けた。それはペルー・チクラヨ伝道部に召され、11月に出発することを告げるものであった。
オンラインで受け取った伝道の召しについてビリーは「この新しい方法を経験できたのは素晴らしいことだと思います。とても簡単でした」と語った。
「わたしは息子がiPadを手にしていることを忘れてしまいました。郵送された普通の伝道の召しのように感じました。すばらしいです」とビリーの母親であるリズ・エリオットは述べた。
伝道の召しの他にも、宣教師はすぐにオンラインで地図、赴任国の情報、持って行くべきものなど、宣教師用の資料にアクセスすることも可能になる。伝道の召しと資料は、記念や記録保持のために印刷そしてダウンロードすることもできる。
末日聖徒イエス・キリスト教会の宣教師たちは自費でボランティアとして奉仕する。18歳以上の若い男性は2年間、19歳以上の若い女性は1年半の任期で奉仕する。シニア宣教師は退職後に通常6カ月~2年間にわたり奉仕する。