5月初旬、末日聖徒イエス・キリスト教会の会員たちが王室の住まいであるヴィラに集まり、敷地内の美化作業を行った。この美化プロジェクトは、末日聖徒のイアン・C・トゥイハランギンジが最初にハラエバル・マタアホ・アホメエ女王のために始めた奉仕がきっかけとなり、その後も引き継がれて行われている。
以前、キャピタルステークのトゥイハランギンジ会長は、自分のステークの会員が奉仕活動として王室のヴィラの清掃を行うことを申し出た。
この清掃活動は大規模なプロジェクトであったため、トゥイハランギンジ会長は他の複数のステーク(セントラルステーク、ハーバーステーク、リアホナステーク)の会員も奉仕活動に招待した。
王室の住まいが建つ丘の上と周辺では、水まき機、芝刈り機、雑草除去機を使った清掃作業が行われ、ドライブウェイから道路に至る場所では、男性、女性、子供たちが鎌で雑草を刈り取るなどの作業を行った。ほうきを持った女性たちは切り取られた雑草を集め、青少年と宣教師たちは集められた雑草を運搬用のトラックに運んだ。
多くの男性や宣教師らは木の切れ端、レンガ、棒、コンクリートブロックの除去作業を行った。当日は非常に暑い日となり、作業は長時間に及んだため、教会員たちはおしゃべりや冗談を言いながら、重労働をこなした。
教会員が帰宅のために掃除の後片付けを行っていると、清掃作業を行った人々や教会指導者らにお礼を言うために女王が車で敷地内を回った。
モルモン(末日聖徒)は、人に仕えること、そして王、大統領、統治者、長官に従うべきこと、法律を守り、尊び、支えるべきことを信じている。